ダブリン2021年1月20日
/PRNewswire/ --
- 2023年までに5.5GWの世界的構築プログラムを提供するための契約
- ノルウェーのAker Horizonsは、Mainstream Renewable Power(メインストリーム・リニューアブルパワー)(以下、「Mainstream」ないし「同社」)の75%株式を取得する。Aker Horizonsは収益を含めMainstreamを10億ユーロと評価し、今後慣習的な調整に委ねられる
- 契約により、Mainstreamは、予定されるIPOに先立ち、2023年までに5.5ギガワット(GW)の資産に関する金融合意を実現する世界的拡張計画を加速することができる
- Mainstreamは現在のCEOと経営陣、および創設者のEddie O'Connor博士を会長として、既存のブランドの下で運営を継続
風力・太陽光発電の世界的開発事業者であるMainstream Renewable Powerはこのほど、再生可能エネルギー投資会社であるAker Horizons(Aker ASAの完全子会社)がMainstreamの75%株式を取得する契約を締結した。取引完了には規制当局による認可が必要。この取引は、Mainstreamを10億ユーロ(2023年の最大1億ユーロの潜在的収益を含み、慣習的な調整の対象となる)と評価している。これは株主にとり、最大5.5倍の投資の大幅収益を意味する。契約は、2023年までに5.5ギガワット(GW)の風力・太陽光資産に関する金融合意を実現するというMainstreamの世界的拡大計画の急速な加速への道を開くものである。
Eddie O'Connor博士が2008年に創設したMainstreamは、中南米、アジア太平洋、アフリカ、および世界の洋上風力発電セクターに大規模な利権を持っており、現在1.2GW超の大型資本プロジェクトが建設中である。Mainstreamは、チリ、アフリカ、ベトナムで主要な市場プレゼンスを持ち、フィリピン、オーストラリア、コロンビアなど他の国々でも開発中の資産を有している。同社はAker ASAグループの全面的支援を受け、最大10GWのグローバル開発パイプラインの提供、既存および新規市場でのポートフォリオ拡大に引き続き注力していく。
契約条件に基づき、同社はMary Quaney最高経営責任者(CEO)が主導し、確立され経験豊富なリーダーシップチームの支援を受け、引き続きMainstreamとして運営される。Eddie O'Connor氏は会長に留任し、事業に対する重要な少数株主持分を保持し、すべての既存株主は今後2-3年以内に予定されるMainstreamの新規株式公開(IPO)に先立ち同氏とともに再投資する機会を持つことになる。
MainstreamのMary QuaneyグループCEOは今回の契約について以下の通りコメントした:
「Aker Horizonsのように極めて尊敬されている企業が加わったことをうれしく思う。これにより、Mainstreamは成長計画を大幅に加速し、風力・太陽光資産のグローバルポートフォリオを提供できるようになる。5.5GWの再生可能資産に関する融資契約を2023年までに世界的に締結する方針である。これは当社を世界初の再生可能エネルギー専業大手の1つになるための軌道にしっかりとセットする」
Mainstreamの創設者兼会長であるEddie O'Connor博士は以下の通り語った:
「このパートナーシップは、再生可能エネルギーへの世界的な移行を主導し、世界のCO2排出量を削減するために、2008年にMainstreamに向けて設定したビジョンの重要な次のステップである。これは、新たな市場への参入の範囲を広げ、チリなどの既存市場でのリーダーシップの地位をさらに深化、拡大できることを意味する。当社はチリで間もなく、7軒の家庭のうち1軒分に相当する電力を風力・太陽光施設から供給することになる。重要なことに、Aker Horizonsは当社のビジョン、使命、価値観を共有し、Mainstreamの理想のパートナーとなる。当社はこのような卓越したパートナーとともに、この重要な10年間の世界的エネルギー移行期におけるリーダーとしての地位を強化する」
Aker HorizonsのKristian Rokke CEOは以下の通り語った:
「われわれが地球に優しい投資と呼ぶ旅を加速するにあたり、Mainstreamと提携することを喜んでいる。再生可能エネルギーのパイオニアとしてのMainstreamの役割とその強力な起業家文化は、エネルギー転換の道を切り開くのにぴったりである。Aker HorizonsはMainstream買収を通じて、再生可能エネルギーにおける同社の計画を推進し、ハイブリッドプロジェクトの成長市場での地位を確立するためのプラットフォームを獲得する」
今回の取引でRothschild & CoがMainstreamの財務顧問を務め、Linklaters、Byrne Wallace、Philip Leeが取引に関する法律顧問を務めた。
▽Mainstream Renewable Powerについて
Mainstream Renewable Powerは実用規模の風力・太陽光発電資産の世界で唯一の独立系開発事業者であり、世界規模で事業展開している。同社は中南米、アフリカ、アジア太平洋で最大10.5GWの風力・太陽光資産並びに、世界の洋上風力発電部門の現在の開発パイプラインを拡大することに注力している。
Mainstreamは6.5GWの風力・太陽光資産を金融合意が整った状態で提供しており、現在、中南米とアフリカ全体で1.2GW(ネット)超の施設を建設中である。
チリでは、Mainstreamの1.3GWの完全契約の風力・太陽光資産が2021年からの商業運転に向け順調に進んでいる。アフリカでは、同社は842MWの風力・太陽光資産を南アフリカで商業運転に提供している。アフリカにおけるLekela Powerとの合弁事業を通じ、セネガルとエジプトで2つの風力資産を建設中である。
Mainstreamは、世界規模での洋上風力発電の最も成功した独立系開発事業者である。現在、世界最大の使用可能な洋上風力発電所であるHornsea 1(1.2 GW)の同意取り付けに成功し、Hornsea 2プロジェクト(1.4GW)を開発後、2015年にこれらのプロジェクトを売却した。MainstreamはスコットランドのNeart na Gaoithe洋上風力プロジェクト(450MW)に完全に同意し、同プロジェクトは現在建設中である。MainstreamのベトナムにおけるSoc Trang洋上風力開発プロジェクト(1.4GW)は、東南アジア最大級の再生可能エネルギー開発である。
Mainstreamはプロジェクトファイナンスでこれまでに30億ユーロ以上を調達し、5大陸全体で335人のスタッフを雇用している。
▽Aker Horizonsについて
Aker Horizonsは、地球上の持続可能な存在への根源的課題を解決する企業の開発、ないし地球への積極的な投資に専念する投資会社である。同社は、温室効果ガス排出量削減に重要な貢献をし、持続可能性を促進する再生可能エネルギーセクターやその他の技術セグメント内の企業に対する育成、投資、開発を行っている。Aker Horizonsは、Akerグループの重要な産業・金融機能を活用して、ポートフォリオ企業を特定、開発する。Aker Horizonsは、オスロ証券取引所上場の産業投資会社であるAker ASAが所有している。
▽問い合わせ先
FTI Consulting
Caroline Cutler & Thomas Pigott
Email: mainstreamRP@fticonsulting.com
Mainstream Renewable Power
Emmet Curley, Head of Communications and Community Engagement
Emmet.curley@mainstreamrp.com
+353 86 2411690
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