ラスベガス
2021年1月13日
/PRNewswire/ --
*REASONANCEがCES 2021でワイヤレス電源のテレビを展示。革新的な技術がユーザー体験を変革し、ワイヤレスソリューションを量販製品として実現
CES 2021-多数の電気製品メーカーはユーザーの体験および快適さを向上させようと努力している。その取り組みの1つは、文字通りの空中からワイヤレスで電源の供給を受けることであり、コードレスの機器を製造することである。
開発段階のスタートアップResonannceは、120Wの電源供給を受ける完全なワイヤレス40インチテレビのプロトタイプの1つを公開した。デモンストレーション目的のために、受信コイルは製品のバックパネルに設置されているが、内蔵することが可能である。
電力伝送システムは約50センチ離れたところに90度の角度で水平に設置されているが、これは2つのコイル間の不整合や角度が全く問題ではないことを意味する。さらに、電力伝送システムは壁や家具に組み込むことが可能で、電力伝送効率に影響はない。都合に合わせて、ワイヤレステレビをベッドやソファ近くに移動することも可能であり、システムに影響を与えない。
Resonannceは基本的には新しいテクノロジーで、すでに知られているワイヤレス電力伝送の方法とは全く異なっている。これは従来の磁気共鳴に基づいているものの、それを次世代の高度なレベルで実現したものである。特許取得済みの電力伝送システム構成のおかげで、これは電力、効率、電力伝送距離、設計自由度における高性能を提供する。
ResonanceのAnton Vishnevsky創設者兼最高経営責任者(CEO)は「ワイヤレスで動作するテレビなどの家庭機器を開発する試みはほとんどなかった。サムスンはCES 2020で完全ワイヤレステレビを公開する予定だったが、その計画をキャンセルした。サムスンが後に明らかにしたところによると、同社のテクノロジーがこの段階で達成した電力効率はテレビに安定電源を供給するには不十分だったという。当社のテクノロジーによって、『完全ワイヤレステレビ』が実現する」と語った。
Resonanceは現在、その他のプロトタイプにも取り組んでいる。この画期的なテクノロジーは柔軟性に富んでおり、さまざまな市場で実装できる。さらに、このテクノロジーはコスト効率に優れており、コードレスの未来をほぼ実現する」と語った。
REASONANCEが電源供給するテレビのテクニカルデータ
電力伝送 120W
使用周波数 20-120 kHz
距離(直角配置) 50センチ
効率 90%
コードを一掃する方法に関する詳細はウェブサイトwww.reasonance.tech を参照。イメージや情報に関しては当社のCES 2021プレスキットのウェブサイトhttps://ces.vporoom.com/Reasonance を参照。
Photo: https://mma.prnasia.com/media2/1418846/reasonance.jpg?p=medium600