東京, 2020年12月29日 /PRNewswire/ -- 世界最大の低炭素アルミ製造業者であり、民間の水力発電事業者でもある En+Group は、全世界において2050年までに温室効果ガス排出量ゼロとする目標を支持し、持続可能な脱炭素社会の実現を目指す企業グループである「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」に、賛助会員として加盟したことを発表しました。
RUSAL 社は 、JCLP 加盟企業社数163社の同グループに加盟できることを誇りとしており、低炭素化、最終的には、炭素ゼロの未来社会に向けた、ビジネストレンド、イノベーションや分析の交流に焦点を当てた同グループの重要な活動に貢献していく考えです。気候変動への取り組みを、コアビジネスの実行と戦略に融合させることに焦点を当てている JCLP の活動が、RUSAL 社の目的に沿っていることから、RUSAL 社は、同グループに加盟し貢献できることを楽しみにしています。
En+Group企業の JCLP への加盟は、低炭素アルミニウムにとって、政府が発表した2050年ネットゼロ宣言を達成する持続可能な経済を構築しながら、持続可能な方法で生産でき、日本経済を活性化する素材としての重要な一歩を示すものです。RUSAL 社の JCLP への加盟によって、同社が低炭素アルミニウムを持続的に生産する重要な役割を担っていることにスポットを当てるとともに、低炭素アルミニウムの有用性が、自動車、建設、包装などの産業において、いかに頼りになるかという認識を高めることができると考えています。
RUSAL JAPAN代表の村上歩のコメント「RUSAL 社がJCLPに加盟できたことをうれしく思います。当社は、同グループの重要な活動に賛助し、その取り組みに貢献していきたいと考えています。RUSAL社が製造している低炭素アルミニウムが、脱炭素化への重要な側面として認識されていることを喜ばしく思うとともに、当社の JCLP への加盟によって、二酸化炭素排出量を最小化できる持続可能な方法で生産された低炭素アルミニウムの利用が、さらに促進されることを期待しています。当社は、JCLPのサポートに感謝し、日本がゼロ・エミッションを達成できるよう、加盟企業の一員として活動することを楽しみにしています」
日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)とは
脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち、積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009 年に日本独自の企業グループとして設立。幅広い業界から日本を代表する企業を含む 163社が加盟(2020年 12月現在)。加盟企業の売上合計は約125兆円、総電力消費量は約 52.5Twh(海外を含む参考値・概算値)。
脱炭素社会の実現に向け、横浜市との包括連携協定の締結や、国際非営利組織 The Climate Group のローカルパートナーとして RE100、EV100、EP100 の普及窓口を務めるなど、自治体や海外機関との連携も進める。URL: http://www.japan-clp.jp/
En+Group について
En+Group は、世界をリードする国際的な一気通貫のアルミニウム製造会社であり、電力メーカーある。同社は、総設備容量 19.6 GW (水力発電15.1 GWを含む)の発電所と、390万トンのアルミニウム生産能力(2018年時点で中国を除いた世界最大のアルミニウム製造会社であるRUSAL社の支配持ち分をとして)を合わせ持っている。RUSALはEn+グループの水力発電による電力の主要な消費先である。
RUSAL社について
RUSAL 社は、世界のアルミニウム製錬産業をリードする企業である。2019年に、同社は世界のアルミニウム生産量の約5%のシェアを占めた。RUSAL 社は、世界20カ国に拠点を置いている。RUSAL 社の普通株式は、香港証券取引所(トレード・コード:486)で取引されている。また、同社の普通株式は、モスクワ取引所(取引コード:RUAL)でも取引されている。