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ABS-CBNの動画編集チームは、ロックダウンが開始された2020年3月11日を待たずに、Wildmokaを利用したリモート制作モードにいち早く移行した。より多くのコンテンツの公開が可能となったことが功を奏し、同社のYouTubeチャンネルには１,000万を超えるチャンネル登録者が集まり、栄えあるYouTubeダイヤモンドアワードの獲得に至った。
シンガポール, 2020年12月28日 /PRNewswire/ -- ABS-CBN社(フィリピンの主要メディアでありエンターテインメント企業)の経営陣がオフィスの閉鎖と、大多数の従業員のリモートワークを決定したその同じ日、同社の動画運用チームは、クラウドベースの新たなデジタルコンテンツプラットフォームをローンチするという、まったく別の挑戦に忙しく取り組んでいた。放送技術部門のトップ、エルウィン・マリンバンは、かの節目の日に進められたこの取り組みにおけるチャレンジについて、次のように振り返る。
「我々は、数週間にわたって、Wildmokaと共同で、ローンチのためのテストと準備を進めてきていました。チームはとてもわくわくしていましたし、準備万端でした」とエルウィン。「それが、ローンチ予定のその日に、オフィスが閉鎖されるという知らせを聞いたのです。これはもちろん確かにチャレンジングなことではありましたが、タイミングがうまく合ったのは私たちにとってラッキーなことでした。次の日にはもう、皆が、自宅からリモートでWildmokaにアクセスできるようになっていたんです」
確かにこれはラッキーともいえるが、この成功の裏には、ABS-CBNが、デジタルコンテンツ制作のサプライチェーンを強化するための計画を数か月前から実行に移し、Wildmokaをそのパートナーに選定していたという事実が存在する。メディア工学部門のトップであるパトリック・オンチャンコと、ライブストリーム運用部門のトップであるダリル・バーナード・レイエスの二人によって、まさにぎりぎりのタイミングで計画が現実のものとなった。
パトリックによれば、オフィスの閉鎖から1か月の間に、100名を超える編集者、プロデューサー、ソーシャルメディアマネージャーが、ABS-CBNのサイトやその他多くのソーシャルサイト向けコンテンツのクリップ、編集、公開のために、日々Wildmokaを利用するようになったという。現在までのところ、1日あたりの制作・公開コンテンツの数は平均300から400ポストで、ニュースとエンターテインメントが内容の大半を占める。
「これは、制作面でまったくブレーキがかからずに済んだようなものです」とダリル。 「我々は毎日ものすごい量のコンテンツを公開し続けていますし、ABS-CBNの人気番組のハイライトを集めた動画で、視聴者の方々に娯楽と情報を提供し続けることができています。これは、Wildmokaなしではできなかったでしょう」
デジタルにおけるこの新戦略によって、ABS-CBN Newsは、Wildmokaと共同でのローンチから8か月も経たない11月14日に、YouTubeのダイヤモンドアワード獲得という快挙を成し遂げた。このアワードは、チャンネル登録者数が1,000万人を超えたチャンネル運営者に対して贈られるもので、アワード受賞後、同社の動画は、YouTubeでのプレゼンスをさらに高めることとなった。
Wildmokaの営業部長(アジア)、ローラン・ドゥメーヌは次のように述べる。「動画編集者にとって、リモートワークを始めるということで、この時期が本当に大変だったというのは弊社でもよく理解しています。にもかかわらず、ABS-CBN社がWildmokaを利用し、これだけの短時間に成功を成し遂げられたことを、弊社としても大変喜ばしく感じております。これは、コロナ禍、また、その後においても、弊社プラットフォームが、主要放送局による、リモートでの大量の動画制作・公開の手助けとなることを示したものといえます」ローランはさらに続ける。「隔離期間やロックダウンの最中でも、視聴者に情報と娯楽を提供し続けるというのは非常に重要なことであり、弊社は、このような厳しい状況下で、Wildmokaが、ABS-CBNのような企業が視聴者にリーチする一助となりましたことを嬉しく思っております」
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