【重慶(中国)2020年12月11日PR Newswire=共同通信JBN】
iChongqingが報じたニュース:
Yuelai International Design Forum(YDIF、悦来国際設計フォーラム)が2020年12月8日、重慶・両江新区のYuelai International Convention and Exhibition City(悦来国際会議・展示シティー)で開幕した。
イタリア、米国、ドイツ、フランス、スイス、アイルランドやその他の国からの400人を超えるゲストに国際的なデザイン(設計)組織や研究機関の専門家らも加わって、産業アップグレードの強化に向けた将来の発展について議論した。
一連のフォーラムはデザイン主導の産業イノベーション、デザイン+ライフサイエンス、デザインを通じ再形成された産業価値の諸テーマに基づくものであった。
ディスカッションでは、デザインとライフサイエンスのつながりや、産業の最適化を新しい高品質の開発モデルと組み合わせることで従来の産業のアップグレードをいかに推進することができるかを探求した。
Marco Ricci氏は、過去の事例を通じてイタリアのデザインの起源と独自性を紹介し、続いてイタリアにおけるオリジナルなデザインと製造の歴史的な起源を提示した。
Stefano Piontini氏は、全体論的哲学の重要性を強調し、デザイナーは自らの作品を通じてストーリーを表現できなければならないと指摘した。
Yuelai International Convention and Exhibition Cityは、重慶が世界クラスのデザイン首都(中心地)となることを目指す中で、その原動力を提供したいと望んでいる。
この取り組みの最新の発展については、Achievements Exhibition(成果展示会)に展示されており、これにはエレクトロニクス、AI、航空宇宙、製造、インターネット、自動車、医療機器など複数の業界が含まれている。
ファーウェイ、Ziguang、Changan Automobile、BOEなど業界の主要企業が参加し、出展社は合計30社を超えている。
床面積は約5000平方メートルで、ビジターは重慶の最新技術と製造実績の展示を見ることができ、デザイン・イノベーションの力と優れたトレンドを浮き彫りにしている。
重慶は2025年までに、デザイン人材育成の拠点、デザイン企業が集まる中心地、デザイン製品の展示センター、デザイン情報の発信源、卓越したデザインが製造される生産拠点となる予定である。
両江新区は、Yuelai International Exhibition City内に工業デザインの中核エリアを配置した。これは複数の工業団地を伴う地区を形成することを目的としたものだ。両江新区内の製造業は2035年までに1兆元規模に達すると推計されている。