【サンパウロ2020年11月25日PR Newswire =共同通信JBN】中南米のフルスタック保険のリーダーであるPierは最近、monashees(中南米の先進的ベンチャーキャピタルファンドでユニコーン育成のリーダー)が主導してCanaryやMercado Livre、BTG Pactualが参加した1450万ドルのAシリーズ投資を獲得した。人工知能を採用してユーザーにユニークな体験をもたらすこのスタートアップは、市場で簡単な手続きを提供し、保険金を最も迅速に支払うことで、消費者を引き付けている。
このインシュアテックは2021年に、シリーズB投資家とともにさらに先に進む準備をしている。Pierの歴史は2018年に始まった。創業者は当時得られた資源を技術と優秀なチームに投資した。チームには米航空宇宙局(NASA)の元職員やAIスペシャリスト、国際的なスタートアップからの幹部が含まれていた。2019年にはマーケティングとコミュニケーションに資金を投入し、クリック3回でオンライン契約する携帯電話保険で1万5000人もの顧客を集めた。その仕組みは強化され、Carnival 2020で同社は記録を更新し、携帯電話による請求にたった38秒で保険金を支払った。現在までPierは560万レアルの保険金を払っている。
それとともにPierは2019年に自動車保険の提供も始めた。ブラジル全国の自動車で30%しか保険加入していないこの市場に、同社は大きな可能性を見いだした。MVPをベロオリゾンテ(ブラジル)で試験し、2020年1月にサンパウロ州で自動車保険を開始した。「受け取った資金でわれわれは、自動車市場を伸ばす大型投資を実行する。2021年の前半にはブラジルのすべての州へ進出したい」と、Pierを共同創業したIgor Mascarenhas最高経営責任者(CEO)は語る。
自動車に関してPierは、これまで世界のどこにも負けない技術を持つ。Mascarenhas氏は「わが社は世界でベストの自動車保険購入のフローを提供している。われわれほど迅速に、そして簡単な方法で自動車保険を承認できる人はいない。世界中に知られたインシュアテックでもできない。われわれは極めて堅ろうな技術を開発し、それに洗練された不正防止予測機能を加えた」と強調した。
Monasheesの投資家はPierへ投資した大きな要因として、文化の一致とこの業界に大きな前向きの影響を与える創造破壊的な可能性を指摘する。monasheesのパートナーのMarcelo Lima氏は「保険市場は非常に大きく、顧客体験もしくは商品企画、配給、センサー活用などの技術利用を通してイノベーションの幾つかの可能性がある。ほかの金融分野と同じく、この市場は大きく進歩する。Pierは素晴らしいチームを持ち、この流れをリードして、顧客に高い価値をもたらし、巨大企業になる好位置にある」と述べた。
詳しい情報はwww.pier.com.br を参照。
Lucas Prado + Head of Marketing + lucas@pier.digital + 55 11 98232-2564