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CGTN:長江経済ベルトは中国の高品質の発展を促進する

CGTN
2020-11-17 14:22 203

【北京2020年11月17日PR Newswire=共同通信JBN】今後15年間の中国の発展の青写真(https://news.cgtn.com/news/2020-11-04/China-unveils-blueprint-to-become-global-leader-in-innovation-V8ymvHioog/index.html )の発表を受け、さまざまな地域が中国の近代化への新たな旅における新しい役割に向けて準備を進めている。

中国最長の河川である長江沿いの省と都市は、世界第2位の経済大国のためのイノベーション主導のグリーン開発方式を促進するため、重要な役割を与えられている。

この青写真-「国民経済と社会発展のための第14期5カ年計画(2021-2025)」および「2035年までの長期目標」を策定するための中国共産党(CPC)中央委員会の建議-は長江経済ベルトの開発と長江デルタの統合を促進し、地域にイノベーションプラットフォームと新たな成長の極を生み出すための努力を求めた。

中国の全体的発展における長江経済ベルトと長江デルタの役割は、習近平(Xi Jinping)中国国家主席が実施中の上海市と江蘇省の視察ツアーの重要な課題である。

これは、青写真が採用された第19期中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)(https://news.cgtn.com/news/2020-10-29/19th-CPC-Central-Committee-concludes-fifth-plenary-session-UZ8ZC4kHhm/index.html )後の習氏の最初の国内視察ツアーである。

▽記事原文の閲覧は以下を参照:

https://news.cgtn.com/news/2020-11-13/Chinese-President-Xi-Jinping-inspects-Yangzhou-in-east-China-s-Jiangsu-VoksaXWCjK/index.html )

▽新たな改革推進のパイオニア

中国共産党(CPC)中央委員会総書記でもある習氏は12日午前、浦東区の開発・開放30周年を祝賀する上海での大会(https://news.cgtn.com/news/2020-11-12/Xi-Jinping-addresses-event-marking-30-years-of-Shanghai-s-Pudong-Vm6iNfqX3q/index.html )に出席し、同区が中国の改革と近代化の推進において「最も重い荷を背負い」、「最も厄介な問題に取り組む」よう促した。

上海・黄浦江の東に位置する浦東は、より高いレベルの改革と開放のパイオニア、および近代的社会主義国を完全に構築する先駆者になるよう努める必要があると習氏は講話の中で述べた。

浦東はイノベーションのエンジンとしての役割を強化し、主要なコアテクノロジーに飛躍をもたらす必要があると習氏は強調した。

一方、新しい開発パターンの確立に一層役立つことになるグローバルな資産配分における浦東の能力を向上する努力が必要だと同氏は付言した。

中国は国内、海外両市場を互いに強化させながら、国内市場を主柱に据えるという新しい開発パターンを醸成することを明言している。習氏は、浦東が国内市場のハブと、国内および海外市場の戦略的リンクになるよう求めた。

同地域は長江デルタ地域の総合開発において主導的役割を果たす必要があると同氏は述べた。

▽環境保護、企業家精神

12日午後、習氏は隣接する江蘇省の南通市(https://news.cgtn.com/news/2020-11-12/Xi-Jinping-inspects-Nantong-City-east-China-s-Jiangsu-Province-VmA0Vx6KeA/index.html )を視察した。同氏はまず南通の川に面した区域である浜江を訪れ、長江沿岸の環境を総合的に改善する地元の取り組みと禁漁政策の実施状況を視察した。

長江沿いの山々に囲まれた浜江は、南通の「緑の回廊」と見なされている。それは地元の都市開発のための重要な水源である。2016年以降、その生態系を回復するために複数のプロジェクトが実施されている。

習氏は1978年の同地域への訪問を回顧し、近年の環境の大幅な改善を称賛した。

習氏は「このような幸せな暮らしはあなたたちが自らの手で築いたものであり、皆が一丸となり努力して得たものだ」と述べた。

習氏は次にNantong Museum(南通博物苑)を訪問し、19世紀後半から20世紀前半の実業家で教育家の張謇(Zhang Jian)氏を紹介する展示を参観した。

1905年に張氏によって創設されたこの博物館は、中国人が設立した最初の公立博物館である。

習氏は、中の国内産業、教育および公益事業の発展における張氏の功績について学んだ。産業を興すと同時に、張氏は教育、公益事業も積極的に興し、村の住民に恩恵をもたらし広範囲に及ぶ影響を与えた。

習氏は、張氏を中国民間企業家の賢人であり模範であると称賛し、この博物館をより多くの人々、とりわけ青少年を鼓舞するための愛国主義教育基地にしなくてはならないと述べた。

▽生態系文明、「南水北調」プロジェクト

13日、習氏は江蘇省でのツアーの2番目の訪問地である揚州市を視察した。 同氏は生態文化園と江都水利プロジェクトを視察し、環境改善と文化保護・継承における地元の取り組みについて確認した。

習氏は地元の人々に対し「われわれは生態系文明とうまく付き合う必要がある。生態系文明の構築は人々の幸福に直接関係し、若者の健全な成長に影響を及ぼす」と述べ、生態系文明の強化は中国社会の高品質の発展を推進するための前提条件であると付言した。

三湾区域の生態文化公園の訪問中、習氏は大運河沿いの環境修復の状況、文化の保護、継承および利用について視察した。同氏は地元当局者に対し、環境修復に沿って文化・観光活動を統合するよう促した。それはこの地域の開発を形作るのに役立ち、それにより地元住民の生活を向上させると習氏は述べた。

江都で習氏は、中国南部から北部へ水を移送する(「南水北調」)プロジェクトの運営状況を視察した。江都地区はこのメガプロジェクトの東ルートの起点に当たる。

中国の人口密度の高い北部地域は、長年深刻な水不足に悩まされており、地下水の過剰採取と河川水の減少につながっている。水資源の配分を最適化し北部の水不足を解消するため、2002年に開始された「南水北調」プロジェクトが建設され、水資源の豊かな長江流域から東、中央、西の各ルートを通じて北部乾燥地域に水を移送する計画である。

視察中、習氏は地元当局者に「中国の水資源は北部より南部に豊富であるため、科学的な調整が必要である。しかし、われわれがこの措置を実施しているからといって、北部の人々はこれを当然のことと考えるべきでない」と述べた。

同氏は「水資源の量に応じて都市開発を計画する必要がある。したがって、『南水北調』プロジェクトと現地の節水を統合し、両方に取り組まなくてはならない」と続けた。

公式データによると、東ルートと中央ルートは合計294億立方メートルの水を北部の乾燥地域に移送し、2019年の時点で1億2000万人以上に恩恵をもたらし、都市の工業と農業を推進し、その合計額は年間約1000億元に達した。

▽地域統合に向けた国家戦略

北京・天津・河北地区の協調的開発と広東・香港・マカオ大湾区の構築とともに、長江経済ベルトの開発と長江デルタの統合は、中国の協調的な地域開発のための重要な国家戦略である。

長江経済ベルトは、四川、貴州、雲南、湖北、湖南、江西、安徽、江蘇および浙江の9省と重慶、上海の2直轄市で構成される。中国国土の約5分の1をカバーし、人口6億人を擁し、同国のGDPの40パーセント以上を創出している。

2016年、中国は生態系保護とグリーン開発の優先を強調する経済ベルトの開発計画を発表した。

2018年11月、上海で行われた第1回中国国際輸入博覧会(China International Import Expo)の開幕式でのスピーチで習氏は、中国は長江デルタ地域の総合開発を支援すると発表した。戦略の概要は翌年の中国共産党中央委員会、国務院で公布された。

概要は、江蘇省、浙江省、安徽省、上海直轄市に及ぶ35万8000平方キロメートルに広がる開発を地図で示し、長江デルタは中国の近代化とさらなる開放において戦略的重要性を持つとし、それにより、長江デルタの地域統合は中国の高品質の発展を主導し近代的経済システムを構築するために重要であるとしている。

両方の戦略に含まれている上海市と江蘇省は、中国で最も発展した地域である。上海は中国の都市のGDPランキングで首位を占め、江蘇省は中国の省の中で2番目に高いGDPを持つ。いずれも長江沿いの協調的開発の最前線にいるだけでなく、変化し続ける世界で中国の未来を探究するパイオニアでもある。

ソース: CGTN
キーワード: 出版/情報サービス