【サウスフィールド(米ミシガン州)2020年10月23日PR Newswire=共同通信JBN】
*同社は2030年までに再生可能エネルギーへの100%転換、そして炭素排出量を50%削減する
シートと電子システムのグローバルな自動車技術リーダーであるLear Corporation(NYSE:LEA)は15日、2050年までに排出量ネットゼロを達成するなどの幾つかの新たな環境目標を発表し、持続可能性への取り組みを拡大した。
Learはさらに、同社の製造施設で2030年までに再生可能エネルギーを100%使用し、炭素排出量を50%削減することを計画している。この時間枠は2019年のデータに基づいて世界の温暖化を範囲内に収めるための国連の気候変動に関する政府間パネル(U.N. Intergovernmental Panel on Climate Change)と協調するものである。
Ray Scott社長兼最高経営責任者(CEO)は「Learにとって、2050年までに排出量ネットゼロを達成する目標を設定することは当社で既に行われている取り組みを足掛かりにするものであり、意義のある次のステップである。世界クラスのイノベーションと品質を実現しながら当社の顧客向けに製品を設計・製造することは環境保護と両立し得るもので、連携した取り組みである」と述べた。
2050年までの排出量ネットゼロを実現するため、Learは再生可能エネルギーの利用を増やし、施設におけるエネルギー効率を向上し、車両の電動化とさらに軽量な製品に向けたエンジニアリングの取り組みを拡大し、サプライヤーへの持続可能性要件を引き上げる。再生可能エネルギーの利用可能性、現地政府からの変化する指令、予測できない金融市場、ゼロあるいは低排出ソリューションへの消費者からの長期的支持といったこれから先にある潜在的な課題について理解した上で、Learはこうした活動についてコミットしている。
Scott社長兼CEOは「こうした目標を達成するため、当社は顧客、サプライヤー、政策立案者と提携し、炭素の排出を削減する技術をさらに発展させることに集中する。当社は従業員に対しても、仕事中だけでなく家庭にいるときも、よりきれいな環境を創出することに貢献するよう奨励する」と述べた。
炭素排出量を減らすというLearの目標は、近く発表される企業持続可能性報告で強調されるように、同社の全体的な環境、社会、ガバナンス(ESG)の取り組みの一面にすぎない。その他にも森林伐採ゼロや人権に関する新方針が強調されている。
▽Lear Corporationについて
シートと電子システムのグローバルな自動車技術のリーダーであるLearは、世界中で消費者に優れた車内体験を実現する。当社の多岐にわたる才能ある従業員チームはイノベーションと卓越したオペレーション、持続可能性へのコミットメントを信念に、39 カ国で事業展開している。Lear はより安全、よりスマートで、もっと快適な旅のための技術を提供し、「Making every drive better(TM)(すべてのドライブをより良くする(TM)」。Learはミシガン州サウスフィールドに本社を置き、世界の主要自動車メーカーにサービスを提供し、Fortune 500社リストで166位にランクされている。Lear に関する詳しい情報はlear.com を参照するか、ツイッター@LearCorporationでフォローを。