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ファーウェイがオールシナリオ・インテリジェントコネクティビティーソリューションを発表

Huawei
2020-10-15 20:00 1817

【北京2020年10月15日PR Newswire=共同通信JBN】国連ブロードバンド委員会とファーウェイ(Huawei、華為技術)は14日北京で、第6回Ultra-Broadband Forum(UBBF 2020)をオンライン開催した。「Intelligent Connectivity, New Value Together(インテリジェントコネクティビティーと新しい価値を一緒に)」をテーマに、今年のUBBFはインテリジェント時代のコネクティビティー業界が抱える課題と機会を話し合った。

このイベントで、ファーウェイのエグゼクティブディレクター兼Investment Review Board会長のDavid Wang氏が「Building intelligent connectivity for an intelligent world(インテリジェントな世界に向けたインテリジェントコネクティビティーの構築)」と題する基調講演を行った。Wang氏はまた、家庭およびエンタープライズシナリオ向けのファーウェイのオールシナリオ・インテリジェントコネクティビティーソリューションを発表した。これらのシナリオを通じて、家庭ブロードバンドはエクスペリエンス・エコノミー時代に突入し、業界のデジタルトランスフォーメーションが加速される。

ファーウェイのエグゼクティブディレクターであるDavid Wang氏がオールシナリオ・インテリジェントコネクティビティーソリューションを発表
ファーウェイのエグゼクティブディレクターであるDavid Wang氏がオールシナリオ・インテリジェントコネクティビティーソリューションを発表

▽コネクティビティー業界は5つのエキサイティングな変化を経験している

コネクティビティーがアップグレードされるたびに、社会は根本的に変化してきた。現在、われわれはインテリジェント時代に向けて前進しており、個人、家庭、エンタープライズはこれまで以上にコネクティビティーにより高度な要求を突き付け、クラウドやAIなど新しいテクノロジーがコネクティビティーに素早く組み込まれている。これによって、コネクティビティー業界は5つのエキサイティングな変化を経験することになる。

変化1:IoTおよびインテリジェントIoTからコネクテッドIntellgient Twinsに

これまで、われわれは人と家庭すべてをコネクトすることを目標にしてきた。これがインターネット・オブ・シングスである。われわれがシームレスなAIライフとエンタープライズのインテリジェントアップグレードを追求する際、われわれはより多くのモノとインテリジェンスをコネクトしなければならない。第三者の予測によると、コネクション数は2035年までに世界で1兆に到達し、ユビキタスコネクティビティーとパーベイシブインテリジェンスが実現する。

変化2:オフィスからオフィス+生産に

COVID-19は家庭ブロードバンドに対する人々の必要性を変えた。エンタープライズシナリオで、コネクティビティーは、オフィスに役立つものから、オフィスと生産の両方に役立つものになった。エンタープライズのデジタル化の焦点は、デジタルオフィスからデジタルな生産、取引、運営に移行した。

変化3:ベストエフォートから差別化されたディターミニスティックサービスに。

業界はサービスシナリオとコネクティビティー要件によって変化する。差別化されたサービスがデフォルトであるならば、ディターミニスティックエクスペリエンスは必須である。従って、オペレーターは差別化されかつディターミニスティックなサービスを提供しなければバーティカルマーケットへのドアを開くことはできない。

変化4:Mbpsから、あらゆるメディアを介するGbpsへ

セルラー、Wi-Fi、光ファイバーテクノロジーなど、多重アクセステクノロジーが存在しており、多様なサービスシナリオは、多重アクセステクノロジーが今後長年にわたり共存することを意味する。業界間の協調的な取り組みを通じて、4G、5G、Wi-Fi、ファイバーのテクノロジーは現在、ユビキタスなギガビットコネクティビティーを提供できる。

変化5:手動のO&Mからハイパーオートメーションへ

5GはネットワークO&Mを4Gよりもさらに複雑なものにする。手動のO&Mはこれらの新たな複雑性に対処するには不適であり、O&M意思決定を簡略化するためにビッグデータやAIで駆動されるハイパーオートメーションに移行することになる。

▽AIによるインテリジェントコネクティビティーに向かう

これら5つの変化は、コネクティビティーに新たな要件を突き付けている。これらの要件を満たし、より優れた生産性を実現するため、コネクティビティーは次のレベルにアップグレードされなければならない。

第1の要件はユビキタスなギガビットである。なぜなら、帯域幅はコネクティビティーの基盤であるからである。ユビキタスなギガビットコネクティビティーは超HDビデオ、業界向けのVR/ARアプリケーション、AIカメラ、ドローンにとって不可欠である。

第2の要件はディターミニスティックエクスペリエンスであり、在宅勤務やオンライン学習などの家庭シナリオ、さらに安全かつ信頼できる生産などのエンタープライズシナリオにとって必須である。

第3の要件はハイパーオートメーションである。ネットワークが複雑性およびスケールの面で進展し、ビッグデータおよびAIはハイパーオートメーションを実現するために活用されなければならない。

インテリジェント時代には、インテリジェントコネクティビティーはユビキタスなギガビット、ディターミニスティックエクスペリエンス、ハイパーオートメーションという3つの主要な特徴を持つ。

▽ファーウェイのオールシナリオ・インテリジェントコネクティビティーソリューション

今回のイベントで、Wang氏は家庭向けのインテリジェント分散型アクセスソリューションをはじめ、エンタープライズ向けのインテリジェントキャンパスネットワーク、インテリジェントプレミアムプライベートライン、インテリジェントクラウドネットワークソリューションなど、ファーウェイのオールシナリオ・インテリジェントコネクティビティーソリューションを発表した。

*インテリジェント分散型アクセス:このソリューションは、家庭デバイス、ローカルエンド、ネットワーク管理を総合的にアップグレードした。部屋全体に及ぶギガビットWi-Fiカバレッジ、高品質サービスエクスペリエンス、正確なユーザー識別によって、インテリジェント分散型アクセスは、オペレーターがユーザー層よりもネットワークエクスペリエンスからより多くの収益を上げることを可能にする。

*インテリジェントキャンパスネットワーク:LANおよびWANの中央管理Gbpsアクセス、AIベース・インテリジェントO&Mによって、インテリジェントキャンパスネットワークは、オペレーターがクラウド移行する際にエンタープライズ向けのワンストップ・ネットワークソリューションを提供することを可能にする。

*インテリジェントプレミアムプライベートライン:このソリューションはオールオプティカル・スイッチングテクノロジーのおかげでレイテンシーを大幅軽減し、オペレーターが1 msの超低レイテンシーと究極的なエクスペリエンスをユーザーに提供できることを可能にする。Liquid OTNテクノロジーに基づくフレキシブルハードパイプは、2 Mbpsから100 Gbpsまでの柔軟な帯域幅アクセスと、ロスレスサービス調整をサポートする。さらに、インテリジェントプレミアムプライベートラインは、エンタープライズ顧客を専用の波長ないしはサブ波長リソースを通じて波長レベルのプライベートネットワークにコネクトする。

*インテリジェントクラウドネットワーク:このソリューションは、クラウド時代においてクラウドとネットワークのシナジー効果を生み出すことを目指している。インテリジェントIPネットワークに基づくインテリジェントクラウドネットワークは、高品質なクラウドプライベートネットワークを構築し、エンタープライズが多様なクラウドにアクセスすることを可能にする。

Wang氏は以下のように語った。「過去30年間にわり、ファーウェイは顧客およびパートナーと協力し、すべての家庭向けにシームレスなAIライフを生み出し、すべての業界のインテリジェントなアップグレードを推進してきた。われわれの究極の目標は、デジタルエコノミーを拡大し、人々の生活を向上させることである」

「5G、光ネットワーク、IPv6 Enhancedイノベーションへの継続的な投資を通じて、本日われわれはオールシナリオ・インテリジェントコネクティビティーソリューションを発表する。これらのソリューションは、超ブロードバンドネットワークをさらにグリーンにし、さらに効率的にし、よりインテリジェントな世界を生み出す。前進し続けるわれわれは、基礎研究への取り組みを倍加し、次世代ネットワークへの投資をさらに強化し、すべての利害関係者と協力して、さらなる低炭素で効率的なインテリジェント世界を形成していく」

UBBFはICT業界における世界で最も重要なイベントである。今年のイベントでは、China Mobile、FTTH Council Europe、TechUK、アーンスト・アンド・ヤング・アドバイザリー、IPv6 Forum、SAMENA Telecommunications Council、Omdiaのゲストが講演した。

ソース: Huawei