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REEオートモーティブ 完全にモジュラー式な 次世代EVプラットフォーム3種で走行開始

REE Automotive
2020-10-07 14:00 6178

イスラエル・テルアビブ, 2020年10月7日 /PRNewswire/ -- REEのイノベーションを搭載したアーキテクチャーが、かつてない規模で幅広く電気自動車と自動運転車の礎となりつつあります。

  • ラストおよびミッドマイル配送、商用車、そしてMaaS用の車両など、将来に向けたEV3種
  • プラットフォームはどれも、100%バイワイヤ技術のステアリング、ブレーキ、ドライブをすべてホイールアーチに収納し、完全にフラットなシャーシを実現する先端技術を駆使したREEcornerモジュールがベース
  • 多種多様なREEのモジュラー式プラットフォームが、ラストやミッドマイル配送トラックや商用車、そして自動運転のシャトルまで、いかなるEVの創造をも可能にする前例のないボディデザインの自由度を提供
  • 動画を見る  

 - 電子プラットフォームによるeモビリティー革新のリーダー的企業REEオートモーティブ (REE) は今日、次世代EVプラットフォームのプロトタイプを1つならぬ、3つ紹介する最新動画をリリースしました。

これは将来の電気配送自動車における一連のビジョンの発表で、それぞれ完全に走行可能なプロトタイプは、革新的で適応性に優れたREEのモジュラー式プラットフォームアーキテクチャーを特徴としており、現在急上昇している全く新しいタイプのEVに対する需要に応えるものです。中でも商用車に対する需要はECの影響で特に高まっており、トレンドは新型コロナウィルス感染状況により益々加速されています。

全面的なバイワイヤ技術でステアリング、ブレーキ、ドライブを作動する「REEcorner」編成のREEのEVプラットフォームでは、ドライブトレイン、パワートレイン、サスペンション、そしてステアリングの部品をすべてホイールアーチ内に集約しています。更に、従来にない革新的な技術が「REEboard」の完全にフラットなデザインを可能にし、顧客はEVプラットフォームに搭載するボディデザインのサイズと形を自由自在に選ぶことができます。

REE共同創設者兼CEOダニエル・バルエルは、「特にe配送用のEV車両の需要が大変伸びています。これには温室効果ガス削減に向けた世界的対策やECブームが大きく加味しているほか、「サービスとしての移動」(MaaS) に対する関心が急上昇しているのも理由です。今日発表しましたように、当社のモジュラー式プラットフォームはeモビリティー業界で着実に革命をもたらしつつあります。当社のプラットフォームは、お客様にとって格別な白いキャンバスとなり、全面的に自動運転のラストマイル配送車でも、コンパクトな作りにも関わらずゆったりとした車内空間の市内シャトルでも、専有面積に比べ定格荷重の高い便利な小型配送車でも、ニーズに合わせた自由なEVのデザインを実現します。」と述べました。

現実世界でのPOC
動画では、REEが開発したモジュラー式次世代EVプラットフォーム各種のうち3つがレーストラックを走行している場面を紹介しています。P1、P2、P4のプラットフォームがバイワイヤ技術で巧みに完全制御されているのが見られます。GVW 1.3トンまでのP1プラットフォームは、LSVラストマイルの市内配送車向けです。P2プラットフォームでは2.5トンまでGVWをスケールアップでき、乗客と貨物の輸送を目的にデザインされています。そしてGVW 4.5トンまでのP4プラットフォームは、北米の配送市場を対象とした特注品となっています。

OEMおよびティア1との戦略的パートナーシップ
この画期的なアプローチは、顧客がeモビリティーとECにおける巨大な需要に応えるためにREEが提供するソリューションです。REEの次世代EVプラットフォームが備える業界トップの優位性に加え、REEの前例のないビジネスモデルは、すでに世界有数のOEMやモビリティー業界のサービスプロバイダーに認められています。

2020年8月、REEはグローバルOEMのマヒンドラとMOUに署名し、初段階として商用車市場向けに上限250,000台の電気自動車を開発し生産するための戦略的コラボレーションを成立しました。これは、アメリカ自動車製造者同盟、KYB、武蔵精密工業、日本精工、三菱商事など、業界トップの多国籍企業との間に結ばれた一連のパートナーシップの成功事例に続くものです。

REEのテクノロジーはまた、業界で権威ある賞を数多く受賞してきました。2020年だけでも、REEはブルームバーグNEF (BNEF) パイオニア賞とACES電化およびモビリティーサービス賞を受賞したほか、ヨーロッパ製品デザイン賞において褒状を受けています。更に、TU-Automotiveの「テック・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」と、米ファスト・カンパニーの「世界で最も革新的な企業」に命名されました。

自動運転機能とバイワイヤ制御
業界唯一のREEのテクノロジーは、車両要件に最適のサイズのモジュラー式プラットフォームを、プラットフォームの重量、寸法そして用途に合ったサイズのREEcornerモジュールを指定できる選択権を顧客に提供します。

動画で紹介されている3種のプラットフォームのうち、2つで異なったREEcornersを見ることができます。

適応能力に優れたこの世界初のアプローチが、REEが業界他社と大差を付け、プラットフォームの種類や単一の電気パワートレインに束縛されず、顧客が用途に最適なEVのデザインを選べるという重要な利点をもたらす決め手となっています。すべてのREEプラットフォームで自動運転機能を可能にでき、いかなるADASインターフェースとも互換性を持つことができます。複数の冗長システムと、ステアリング、ブレーキ、そしてドライブのバイワイヤ制御が共になって最高水準の効率性と安全性を約束します。

従って、OEM、配送、ロジスティックス、そして小売業など企業は、新テクノロジーの利用者も含め、多様性に優れたREEプラットフォームをフルに活用し、ニーズと要件を確実に満たすEVをデザインすることができるのです。

REE共同創設者兼CEOダニエル・バルエルは、「REEが目指すのは次世代EVプラットフォーム業界のトップ。すでにマヒンドラやKYBなど、世界でも有数のOEMやティア1サプライヤーと戦略的提携を結んで、明日のEVを開発しています。アダプタブルデザインとモジュラー式を特徴とする当社のプラットフォームは、将来恰好のモビリティソリューションとして、商用EV、自動運転ラストマイルデリバリーポッドなど用途を問わず、優れた多様性とボディデザインにおける自由度を提供します。また、新型コロナウィルス感染症によりECブームが前例のない勢いで加速される中、EV車両の必要性は飛躍的に高まる一方です。REEプラットフォームをゼロエミッションEVや、AVの基盤にしたい、という私たちのビジョンは今、現実となりつつあります。」と語りました。

REEオートモーティブ 
REEオートモーティブ はeモビリティー技術を革新する、テクノロジーのパイオニア企業です。 REEは伝統的な考え方にとらわれず、完全にフラットで拡張性が高くモジュール化された次世代EVプラットフォームを開発することで、顧客に対して様々なEV車両や自動運転車両をデザインする自由さを提供しています。これにより顧客は、例えばラストマイル配送、MaaS (サービスとしての移動)、軽量から重量までのEV運送、そしてロボットタクシーといった、現在・将来の用途に対応した自動車を構築することができます。従来の自動車の部品 (ステアリング、ブレーキ、サスペンション、電気モーター) すべてをホイールアーチに統括する「REEcorner」と、完全にフラットでモジュール化された電子プラットフォーム「REEboard」は、REE独自開発の2大コアイノベーションです。REE手法は費用対効果に優れ、車両デザインの自由度、パッケージ最適化、エネルギー効率向上、製造時間の短縮、ADAS対応、メンテナンス費用の削減、グローバルな安全基準への適合性など、顧客に多くのメリットをお届けします。ティア1サプライヤーから成るパートナーネットワークが320の生産ラインを背後に構え、REEをeモビリティーの未来を担うにふさわしい、次世代のEVプラットフォームに作り上げます。詳しくは、www.ree.autoをご覧ください。

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Daniel Barel, REE Co-Founder and CEO
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Daniel Barel
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Next gen platforms, desert background
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Picture of 3 platforms
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REE-EV-platforms-on-track
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ソース: REE Automotive