【広州(中国)2020年10月2日PR Newswire=共同通信JBN】2020年9月15日、第75回国連総会が開幕した。世界のリーダーは、貧困を撲滅して地球を救い、平和な世界を構築する共通ビジョン「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成する努力を呼び掛けた。2020年は2030アジェンダの目標達成に向けた「行動の10年(Decade of Action)」の始まりであり、17項目にわたるSDGsの効果的実施は、多国間システムを人類が直面する世界的課題に取り組ませるうえで引き続き重要である。
Guangzhou International Award for Urban Innovation(Guangzhou Award、広州都市革新国際賞、広州賞)は2015年以来SDGsを達成、「ニュー・アーバン・アジェンダ(NUA)」の約束を果たし、市民生活の繁栄と質を向上させる地方自治体の革新的アプローチに焦点を当ててきた。2年に1度のこの賞は、2020年に第5回を迎えている。
都市・自治体連合(UCLG)、World Association of Major Metropolises(METROPOLIS)、広州市が共催するGuangzhou Awardは、都市や地方の社会、経済、環境の持続可能性を改善する革新を認定する。その目的はピアラーニング(仲間との学習)、および会議やセミナー、ワークショップ、研修旅行、都市間協力を通じた知識、専門技術、経験交流を促進することである。Guangzhou Awardは2012年から4回にわたり成功裏に開催してきた。90を超える国と地域から480以上の都市と自治体が参加して、1000件以上の提案がなされたが、Guangzhou Awardは過去4回で、インフラストラクチャー、公共サービス、参加型計画、優れた統治、パートナーシップ、テクノロジー、回復力、社会的包摂、男女平等など幅広い分野を網羅する宝の山になった。
Guangzhou Awardは都市と地方に対して、SDGs選定のテーマやNUAのコミットメントに関連する現行、または最近完了した革新的イニシアチブを提案するよう呼びかけている。今年は、都市と地方がどのように自治メカニズムを再考し、都市の形態論と類型論を再検討して、明らかになった問題に取り組み、都市経済の回復力を向上させるか、ポストCOVID-19を見据えたイニシアチブも歓迎する。最終選考に残った15都市と資格ある30都市は特別刊行物に掲載され、多くが国際イベントにおける経験共有を勧められている。さらに、最終選考の中で入賞5都市には賞金2万ドル、トロフィー、記念証明書が授与され、入賞を逃した都市には名誉勲章が与えられる。
応募は現在受け付け中で、2020年10月31日23:59:59(UTC)に締め切られる。応募者は締め切りまでにhttp://www.guangzhouaward.org/index/user/register.html から申請を。Guangzhou Awardの詳細は公式ウェブサイトのhttp://www.guangzhouaward.org/p/e_applynow を参照。
▽問い合わせ先
Tel: +86-20-8950-4852
Email: info@guangzhouaward.org
ソース:The Guangzhou Award Secretariat