【北京2020年9月28日PR Newswire=共同通信JBN】中国の大手スマートモビリティーで自動運転の研究企業であるHuman Horizonsは、世界で初めて継続的に進化するスーパーSUVで待望のHiPhi Xを正式に発売した。6座席仕様の価格は68万人民元、4座席仕様は80万人民元である。
HiPhi Xは次世代インテリジェント完全電動自動車の新たなタイプを定義し、Human Horizonの革新的な「TECHLUXE(R)」ラグジュアリー技術体験で将来の輸送の無限の可能性を開く。この革新的な、進化するスーパーSUVはスマート電気自動車の時代を再定義する画期的な製品として位置付けられ、安全と設計をはじめとして自動運転とアダプティブラーニングに至るまで、多くの分野で世界初のテクノロジーを使用している。
HiPhi XはHuman Horizonsが大量生産する、セキュアで開発者が可能にしたHuman Oriented Architecture(HOA)、そして世界で初めて5G V2Xテクノロジーを採用した世界初の量産車である。車両全体に562基以上のセンサーが配置され、そのすべてが乗員、周囲環境、多数の車両パラメーターの膨大な量のデータを収集、分析、反応する。このSUVは307の電子制御アクチュエーターを持ち、Human Horizonsがカスタム開発したミドルウエアと共に使用されて真にコネクトされたスマート車両体験を実現する。
HOAはGigabit Ethernetで接続されている6つの「スーパーブレーン」ドメインコントローラから成る「神経ネットワーク」にサポートされている。この画期的なAIコンピューティングフレームワークは膨大な量の情報を処理することが可能で、強力なデータ分析エンジンで駆動するクラウドコンピューティングを通して独立した決定を下す。HiPhi Xは継続的に学び、車両の性能と経験を進化させる。
それに加えてHOAのオープンソース・ソフトウエアプラットフォームと総合開発ツールはパートナー、サードパーティー開発者、そしてユーザーを支援し、新しいダイナミックな特徴とシナリオを創出し、ユーザーに堅ろうで成長を続けるアプリケーションエコシステムを提供する。
HiPhi Xは流線型で未来的なエクステリアの電動スーパーSUVで、スーパーカーの美しさとSUVの要素を併せ持つ。この車の空気力学設計により、0.27の低い抵抗係数、エアロ最適化が施された22インチホイール、短いフロントオーバーハング、そしてフラットな底床がスムーズな空気の流れを実現する。美しい形状は風切り音を低減し、ハンドリング安定性を向上するための設計だ。3150mmのホイールベースはキャビンスペースを最大化し、全ての乗員に比類のない快適性を提供する。
この高級SUVは、デュアルコア・ライティングモジュールから成る、プログラムとカスタマイズが可能なマトリックス・ライティングシステムを装備している。この先端ライティングシステムには、Programmable Matrix Lighting(PML)とIntelligent Signal Display(ISD)という2つの重要エレメントがある。こうしたテクノロジーが現実世界でのアプリケーションに向けて設計され、この車が道路環境を検知し、その各シナリオに応じて自動的に調整することが可能になっている。
HiPhi Xは世界初の非接触型でドアハンドル操作不要のラグジュアリーSUVで、ハンズフリー乗車を実現する顔認識を世界で初めて組み入れた。従来の豪華なコーチドアとは大きく異なり、HiPhi Xの「NTドア」は乗降時に6つのエレガントな方式が展開でき、さまざまな状況への比類のない対応力を提供する。各ドアは完全電動で個別に開閉できる。ドアが開く角度は利用できるスペースに応じてインテリジェントに決定されるため、安全な乗り降りができる。
HiPhi Xは顔認識、スマートキー、スマートフォンIDなどの多くの安全な方法を使って施錠と開錠ができ、HiPhiアプリを使えば離れた場所からも可能である。
宇宙カプセルのようなキャビンでは、HiPhi Xは量産車としては世界で初めてカスタマイズ可能な没入型コックピットを採用している。このインタラクティブ設計の特徴は14.6インチのフルLCDインストルメンツ群、メディアのストリーミングができるバックミラー、高解像度のカラーHUD、静電容量式ドアタッチパネルとTouch-Padステアリングホイールコントロールである。このインタラクティブコックピットは視認性が極めて高くて人を想像に引き込み、ドライバーと乗員にテーラーメードの体験をもたらす。
HiPhi Xはセグメント最高となる97.2%の高効率電動モーター2基を搭載している。それぞれが220kwのパワーと410Nmのトルクを発生し、静止状態から時速100キロまでわずか3.9秒で車体を加速する。HiPhi Xは遠隔バッテリーマネジメントに業界をリードする安全技術を初めて統合し、リアルタイムで車両の状態を評価することができる。HiPhi XのCrossLoopエネルギーマネジメントシステムにはエアコン熱ポンプとバッテリー熱マネジメントシステムが統合され、キャビンの室温を迅速に調整し、パワートレーンの作動状況最適化を維持する。そのエネルギー消費は従来の電動自動車の半分である。
ハンドリングについても、HiPhi Xは業界の先頭を走る。HiPhi Xは多機能Touch-Padステアリングホイールと、狭い曲がり角や正確な運転体験に向けた後輪角度自動アーティキュレーションの後輪アクティブステアリングシステムを備えた世界初の量産電気自動車である。
それに加え、HiPhi Xはレベル4の完全自動パーキングを達成した世界初の量産乗用車で、車両と道路感知技術の統合が可能にする先端の自動運転体験をもたらす。レベル4の自動バレーパーキング(L4 AVP)も、GPS信号がなく、死角や狭い曲がり角のある地下駐車場で多くの自動運転車両が直面する困難を克服する統合システムを特徴としている。
Human Horizonsはさらに一歩前に進み、マイクロソフトと協力して世界初のエモーショナル・インテリジェントな輸送アシスタントであるHiPhiGoを共同開発した。HiPhiGoにより、HiPhi Xはそのポートフォリオ全体にわたるモビリティーサービスを活用できるようになり、車内消費者体験、テレマティクス、車と乗員の間の安全なデータコネクションの能力といった新しいサービスとソリューションを提供する。オンボードのAIアシスタントもリアルタイムのムード検知に車内センサーを利用し、それに応じて環境を変化させる。HiPhiGoは絵を描き、詩を書き、音楽を作曲してビデオを編集することさえできる。
こうした複数の「初」を超え、HiPhi Xは地形AI認識とサスペンション制御が可能な中国の量産車であり、レベル3の自動運転とMeridianのハイエンド・オーディオシステムを装備した中国初の量産車でもある。特別設計された600ワットのアンプを使用したMeridian Re-QとMeridian Digital Precision技術が一体化し、常に豊かで繊細な音質を提供する。MeridianのHorizon技術と連動した12以上の独立チャンネルを備え、車のインテリア全体で完全な没入感と最上のバランスが展開される。
HiPhi Xは2020年末時点では少量生産による入手が可能で、正式な市販は2021年上期となる。この車はシナリオに定義された設計、ソフトウエアに定義された車両、共同創作により定義された価値というHiPhiの3つの指針原則を具現化したものである。進化するHiPhi X TECHLUXE(R)スーパーカーSUVはモビリティーテクノロジーにおいて、まさに地平線にのぼる新たな夜明けである。
▽HiPhiブランドについて
HiPhiはHuman Horizonsが創出し、同社のユーザーによって強化される高級ブランドである。HiPhi Xは軽量のハイブリッド・アルミニウム構造で、かつ持続可能な植物由来のレザーとリサイクル可能な素材を使用した電気自動車(EV)であり、Human Horizonの電気自動車製品が持つ持続可能な特性をさらに高めている。
▽Human Horizonsについて
Human Horizonsは、革新的で優れたインテリジェントモビリティー技術、ならびに未来志向のスマート車両の工業化を研究・開発する目的で設立された。さらに、Human Horizonsはスマート輸送技術を構築してスマートシティーの開発に貢献し、人間のモビリティーを再定義する。
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