【高雄2020年9月23日PR Newswire=共同通信JBN】SynbiotechとLonzaは、ラクトバチルス・プランタルム(乳酸桿菌)TWK(R)に関する排他的協力契約を発表した。この契約によりLonzaは革新的なプロバイオティクスであるTWK10(R)を米国、カナダ、欧州およびブラジルで独占的に商品化し、同時に両社は協力しTWK10(R)の開発と最適化をさらに進め、新たな市場とアプリケーションを模索する。
1897年にスイスで創設されたLonzaは製薬、バイオテクノロジーおよび特殊成分の市場の大手グローバルパートナーで、世界をリードするCDMO(医薬品受託製造開発機関)グループの1つである。Lonzaの戦略・ポートフォリオ開発担当副社長のThomas Kiy博士は「われわれはスポーツ栄養とアクティブな生活を当社の戦略的成長分野の1つとして定義しており、Synbiotechの革新的なTKW10(R)プロバイオティクスはこの市場の当社のポートフォリオを完璧に補完するものだ。北米と欧州でこの種のものとしては最初のスポーツプロバイオティクスをまもなく発売できることは非常にうれしい」とコメントした。
台湾キムチから抽出されたラクトバチルス・プランタルムTKW10(R)はSynbiotechと学術界の協力による研究成果である。研究(注1)によると、この菌は筋持久力を高め、体組成と運動パフォーマンスを向上し疲労を軽減する。現在ヒト臨床試験に関する論文2本が出版され米国と台湾で特許を取得している。さらにTKW10(R)は2020年5月29日に米国の自己認証によるGRAS(米国食品医薬品局による安全基準認証)を取得し、地元台湾初の認定された乳酸菌原料になった。
Synbiotechのヒューマンヘルスケア・グローバルオペレーション責任者であるSan Land Young博士は「欧州連合(EU)と日本は長年にわたり世界のプロバイオティクス市場をリードしてきた一方、現在、台湾のスポーツプロバイオティクスTKW10(R)は研究開発の期間中に注目を集めている。Nutrients Scientific誌で臨床試験が報告されて以来、それは数十回にわたり国際的セミナーで発表され、科学界で一層の関心を喚起してきた。Lonzaは2019年初めの欧州の国際プロバイオティクスセミナーでTKW10(R)に関心を表明し、その後2社は1年以上に及ぶ交渉を開始し、最終的に協力の方向性を明確にした。これは台湾のプロバイオティクス産業の国際化に重要なマイルストーンを打ち立てた」とコメントした。
Synbiotechのヒューマンヘルスケア担当副社長のKuie-ming Lee氏は「地元で開発されたTKW10(R)はグローバル市場で最も注目すべきスポーツプロバイオティクスの1つである。SynbiotechとLonzaは科学研究と市場オペレーションのそれぞれの強みを生かし、互恵と相互発展の原則の下、共同でTKW10(R)のEUと米国のスポーツ栄養市場を探る。Lonza Groupとの協力に加え、SynbiotechはTKW10(R)の市場を拡大することができるあらゆる種類の協力を求めており、2020-2021年の間に国際的なネットワークを順次展開していく。当社はTKW10(R)プロバイオティクス製品がEU、北米、東南アジア、日本、韓国、中国の主要なグローバル市場全体でまもなく発売されることを確信している」と述べた。
(注1)「Effect of Lactobacillus Plantarum TWK10 on Exercise Physiological Adaptation, Performance, and Body Composition in Healthy Humans(ラクトバチルス・プランタルムTWK10が健康な人間の運動生理学的適応、パフォーマンスおよび体組成に及ぼす影響)」Nutrients誌 2019. 11(11)、2019、2836。
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写真説明:SynbiotechとLonzaがEUと米国の栄養市場向けのスポーツプロバイオティクスTWK10(R)の開発と販売で排他的提携を発表
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