【東京2020年9月23日PR Newswire】
モバイルアプリマーケティングとリターゲティングのリーダーであるLiftoff(https://liftoff.io/ja/)は22日、モバイルゲームに関する同社の年次レポートを発表した。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による社会的制約によってモバイルの利用とゲームアプリの利用が加速される中、同レポートはゲームアプリ・マーケターにとって重要な行動転換を明らかにしている。そのデータは日本の力強い業績を確認するもので、世界の他の市場に比べて全ジャンルで広告支出に対するリテンション率と利益(ROAS)が高い。
697のゲームアプリにおける3億1400万の初回広告エンゲージメント、3億回以上のインストールと650万件のアプリ内購入について2019年6月から2020年5月にかけて分析した結果、同レポートは次のことを導き出した。
COVID-19で人々が屋内にいるようになった結果、2020年はゲームの年になる
COVID-19の時代で消費者が新たな生活様式(ニューノーマル)に適応する中、Liftoffのデータは転換の可能性を明らかにしている:プレーヤーは積極的に、今までより多くの時間とエネルギーをモバイルゲームに費やす。とりわけ日本のカジュアルゲームにおけるリテンション率は高く、前年比のリテンション率は全般的に平均2.6%ポイント増加し、14日間までの地域水準を約2倍上回っている。
それに加え、ミッドコア・ゲームは前年比リテンション率が大幅に上昇し、明るい展望を示している。分析対象として選ばれた市場でも日本は先頭を走り、そのリテンション率は7日間の世界水準の約2倍である。
Liftoffの最高経営責任者(CEO)兼共同創立者、Mark Ellis氏は「モバイルゲームはこれまでになく人気があり、プレーヤーは外出自粛していることから、モバイルはエンターテインメントの重要なソースであり続けるだろう。モバイルマーケターは、プレーヤーのニーズに応え、ゲームから離れられないほど彼らを魅了し、インストールするだけに終わらないようなエンゲージメント戦略を研究しなくてはならない」と述べた。
日本では2020年に消費者物価が下落し、素晴らしい利益の年に
新たなプレーヤーを獲得するためのコストでは、日本は米国に次いで2番目に高い。しかし現在の消費者物価指数は4.85ドルで、2019年の5.35ドルから下がっている。広告支出に対する日本での利益はブラジル、カナダ、ドイツ、日本、ロシア、韓国、米国、英国といった主要なアプリ経済すべての中で群を抜いて高い。プラットフォームごとのROAS調査では、さらに素晴らしい展望を明らかになっている。iOSの30日間ROASは世界水準よりも大幅に高い10.2%ポイントで、Androidもこの水準を8.6%上回っている。
Liftoffについてのより詳しい情報、レポート全文と調査結果一式を閲覧するには(https://bit.ly/3c9clwE)を参照。
調査方法
Liftoff 2020 Mobile Gaming Apps Report(Liftoff 2020年モバイルゲームレポート)は697のゲームアプリを対象とした314の初回広告エンゲージメント、3億回以上のインストール、650万件以上のアプリ内購入について2019年6月1日から2020年5月31日にかけて行った内部データの分析をベースにしている。レポートでは、モバイルゲームのマーケティングに関連するコストやコンバージョン率、AppsFlyerからのリテンション率(1日目、3日目、7日目、14日目、30日目)を分析している。また、プラットフォーム別(iOSとAndroid)、ゲームのサブカテゴリー別(ミッドコア&ストラテジー、カジュアル、ハイパーカジュアル、ソーシャルカジノ)、地域(アジア太平洋、欧州・中東・アフリカ、北米)、8カ国(ブラジル、カナダ、ドイツ、日本、ロシア、韓国、米国、英国)から発生した地域別データを掲載している。
Liftoffについて
Liftoffは成果に基づくモバイルアプリマーケティングならびにリターゲティングのプラットフォームで、インストール後のユーザーデータを使用してCPA(Cost-Per-Action)やROAS最適化によるユーザー獲得とリエンゲージメントキャンペーンを実施するサービスを提供しています。Liftoffのキャンペーンは最先端の機械学習とルックアライク・ターゲティングを用いて、登録、課金、購入サブスクリプションサービスのの更新といったインストール後の行動促進に最適化されています。LiftoffのCPAモデルは収益に直結するアプリ内イベントに到達するユーザーを獲得し、顧客のビジネスの規模拡大と成長に貢献します。Liftoffは米カリフォルニア州レッドウッドシティーに本社を置いてニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ソウル、シンガポール、東京にオフィスを構え、世界中の主要なアプリパブリッシャーならびに広告主と連携しています。
(日本語リリース:クライアント提供)