【北京2020年9月10日PR Newswire=共同通信JBN】Silk Road Maritime International Cooperation Forum 2020(2020年海のシルクロード国際協力フォーラム)が9月8日、中国福建省の沿岸都市アモイで開幕した。
「Silk Road Maritime: Route to high-quality development(海のシルクロード:質の高い開発への道)」のテーマの下、同フォーラムは「Sharing prosperity through cooperation and connectivity(協力とコネクティビティーを通じて繁栄を共有)」というビジョンに焦点が当てられ、基調演説やメンバー表彰、ブルーブックの発表など、多彩なイベントが予定されている。
21st Century Maritime Silk Road(21世紀海のシルクロード)の置かれている立場や長所に基づき、福建省は2018年12月に海のシルクロード国際物流サービスを打ち出し、「一帯一路構想」下での新たな海上物流サービスプラットフォームの創設を目指している。
第1回「海のシルクロード国際協力フォーラム」は2019年9月7日、アモイで成功裏に開催され、福建省における海のシルクロードプラットフォームの今後の発展の基盤を築いた。
それから1年間にわたる発展の後、福建省では政府政策、輸送インフラ、国際海事協力などの面で海のシルクロードに関するいくつかの重要な成果がみられ、福建省の対外交流港湾業務や物流、並びに経済や貿易の促進につながった。
東南アジアと欧州をカバーする6つの海のシルクロード急行ルートの第1陣がフォーラムで公式に発表されたことは特筆される。
一方、国内外の海運業界に関係する新たな8企業の「海のシルクロード」連合への加入が承認され、メンバーは計183になった。福建省のZhao Long,副省長によると、現在、東アジア、東南アジア、南アジア、西アジア、アフリカ、欧州をカバーする60以上の海上輸送ルートが運用されており、中国と世界の経済の成長可能性と開発の展望を提示している。
「海のシルクロード」サービス規格制度下での関連する港湾サービスの詳しい内容と、2020年版海のシルクロードブルーブックもフォーラムで発表された。
オリジナルリンク: https://en.imsilkroad.com/p/316059.html
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