ソルトレイクシティ, 2020年9月10日 /PRNewswire/ -- 脊椎関連変性疾患に伴う疼痛緩和および機能改善を目的とした再生医療等製品の開発をする臨床開発ステージのバイオベンチャーであるDiscGenicsは、元メドトロニック・スパイン事業の財務担当執行者であったジェフ・プールを自社初の最高財務責任者(CFO)として選任したと本日発表した。
プール氏は、医療機器業界における13年以上の財務関連リーダーシップ経験と併せてスパイン市場でも豊富な経験持ち合せる人材である。直近では、メドトロニックの主要部門であるスパイン事業部(Medtronic Spine and Biologics)の財務担当執行者(Vice President)を務め、年間25億ドルを超える収益責任を受け持つグローバル事業部門のCFOとして勤務した。同氏は、アジア太平洋地域において幅広い経験も有しており、様々な機能的・戦略的・商業的なリーダーシップ・ポジションに就いた上で同地域に根付いた重要な経験も併せ持つ。また、DiscGenicsが米国と共に重要な市場として位置付ける日本における数多くの経験・実績も有しており、流暢な日本語を使いこなすことができる人材でもある。
プール氏の選任は、DiscGenicsにとって重要なステップであり、先月の「DiscGenics、50百万円米ドル(50億円超)のシリーズC資金調達を実施(累計調達額:71百万円米ドル超)」に続く重要な発表となっている。
DiscGenicsの会長・社長であるフラッグ・フラナガン氏は、「DiscGenics幹部にプール氏を加えることができたことについて非常に嬉しく思っております。同氏は、自身のノウハウ・経験をベースに、当社が現在進めている治験製品臨床ステージ推進、今後の日米における資金調達、そして両国における治験製品上市に向かって進む上で大きく貢献をしてくれると信じております」と述べた。
この度の選任についてプール氏は「DiscGenicsのCFOに選任されたことを大変光栄に思っております。同社が開発を進める再生医療等製品は、脊椎関連変性疾患のアンメット・メディカル・ニーズに対処するものであると信じており、同疾患の標準治療法を大きく変える可能性も秘めていると思っております。私はこの可能性を実現するためにも、慢性的な腰痛で苦しむ世界中の患者にIDCTを提供できる現実をフラナガン氏そしてその他DiscGenics関連の方々と協力ができることを楽しみにしております」とコメントをしている。
なお、同社内におけるプール氏(CFO)は、フラナガン氏(CEO)の直属の部下となる。
DiscGenicsについて
DiscGenicsは、脊椎関連変性疾患を患う患者の疼痛緩和および機能改善をする再生医療等製品の開発に注力する臨床開発段階にある未上場バイオベンチャー企業である。世界で唯一椎間板疾患を治療するための椎間板由来他家細胞治療製剤を開発する企業として、腰痛に悩む数多くの患者を治療するユニークなポジションを有している。同社最初の開発品目であるIDCTに含まれる他家·相同利用のディスコジェニック細胞は、椎間板組織由来の前駆細胞であり、手術を伴わない注入剤として投与されるため、低侵襲な方法で軽度から中程度の変形性椎間板症の組織再生を促す可能性を秘めている。
より詳しくは、同社ホームページ参照www.discgenics.com/home-ja
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1250475/jeff_poole.jpg?p=medium600
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/561675/DiscGenics_Logo.jpg?p=medium600