2020年9月8日–アモイ/中国:フィリピンの代表団は本日、中国国際投資貿易見本市(CIFIT)にて名誉ある主賓国パビリオンを開場します。これにより、アジアの中でいつでも展開可能なビジネスを対象とする主要な対外投資先の一つとしての将来性を、中国と世界にいつでも見せることができるでしょう。
この見本市に出席予定の中国およびアセアンの投資家の方々はまた、海外からの潜在投資需要を引き出すようデザインされたフィリピン初の持続的で統合されたマルチセクター多市場キャンペーンである、フィリピンの新たな国際投資ブランド「Make It Happen In The Philippines(フィリピンで実現)」の最初のお披露目を体験することでしょう。
中国というアジア最大経済における国際投資家ならびに米国や英国を含む世界最大の消費者市場の中で開発・テストされていますので、この新しい投資ブランドとその完全統合されたマーケティングキャンペーンは、海外からの直接投資のためのフィリピンの統合された企業アイデンティティになるでしょう。
市場の回復力、順応性、「有利に生かす」的ポジティブなマインドを推し進めながら、「フィリピンで実現」という投資ブランドはあつらえの内容とマーケティングパンフレット、自撮り用の壁とともにCIFITにおいて活気付くことでしょう。展示台上のモニターやラップトップパソコンを通じてwww.philippines.businessを訪れることにより、投資家の方々はこの新しいブランドとフィリピン経済成長のサクセスストーリーのスケールを体験することができるでしょう。
フィリピンの成功裏に進んでいる成長を進めているものの一部は、エレクトロニクス製造(2018年評価は370億ドル)、自動車産業、航空宇宙産業、IT および健康を含む各主導部門におけるその強さ、キャパシティおよび将来性であり、これらはシーメンスAG、三菱、ルフトハンザなどの、市場においてすでに名だたるグローバルビジネスの主役を魅了しています。
フィリピン貿易産業省(DTI)のラモン・M・ロペス大臣は以下のように述べています:「CIFITの組織委員会が2年連続の主賓という前例のない栄誉を私たちに授けてくださったことを大いに喜んでおります。これはアセアンにおける対外主要投資先の一つとしての我々の成功の証です。
続けて、「世界においてフィリピンはビジネスを行う活気ある場所であり続けており、また、アジアをリードする経済と、成長が最も速い新興市場の一つだと認識されています。世界経済に影響を与えている現在の健康危機に伴い、ビジネスの行いやすさとビジネスに対するCovid-19のインパクトの緩和しやすさを維持するための、さまざまなインセンティブと方策を使って私たちは迅速に活動してきました。私たちの「実現」ストーリーならびに世界の投資家の方々との提携を、2020年度CIFITやその後で共有することを楽しみにしています。」
海外からの直接投資はフィリピンの経済にとってはなくてはならないものであり、年間何十億もフィリピン経済にもたらし、活気ある仕事を作り上げています。2019年までの3年間におけるフィリピンのFDIはその前の3年間に比べて40パーセント増加しました。「フィリピンで実現」投資ブランドやこれを支援する促進プログラムは、世界的なパンデミックの最中でも生き生きとしているフィリピン人マインドの順応性を浮き彫りにするものです。
世界銀行と国際通貨基金はともにV字回復、すなわち6.2から6.8パーセントものリバウンドを予想していますが、これは市場の競争的優位性によって可能となるものです。これらの優位性には、 若くて元気な労働力、英語に堪能であること、それにサービス志向型の労働倫理、ならびに東南アジアの地理的心臓部に位置するという戦略的意味、ITパークや経済圏の急速な開発、またインフラを通じた持続可能な経済発展へ焦点を当てていることなどがあります。
「フィリピンで実現」投資ブランドとその投資活動、フィリピンにおける展望に関してさらにお知りになりたい投資家の方々には、www.philippines.businessにて新しい多言語デジタルプロモーションプラットフォームを訪れになり、投資委員会に話しかけられることをお勧めします。
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フィリピン投資委員会について
貿易産業省(DTI)の付属機関であるフィリピン投資委員会(BOI)は、フィリピンにおける投資の促進に主導的責任を負う政府機関です。投資の促進を主導しながら、BOIはフィリピン人と海外投資家の方々が望ましい経済活動エリアに乗り出し成功することをアシストします。BOIはフィリピンでビジネスを行う上でのワンストップ・ショップなのです。フィリピンでの投資機会についてもっとお知りになりたい方は、www.philippines.businessをご訪問なさるか、。
1 出典:世界銀行