【オースティン(米テキサス州)2020年9月1日PR Newswire=共同通信JBN】St. David's Medical CenterのTexas Cardiac Arrhythmia Institute(TCAI)(Texas Cardiac Arrhythmia Institute (TCAI) at St. David's Medical Center )の医師が、世界で初めて新たな心臓内心エコー検査カテーテルを評価する臨床試験に参加した。米不整脈学会員、米心臓病学会員、欧州心臓病学会員でTCAIの心臓電気生理学者兼エグゼクティブメディカルディレクターであるAndrea Natale医学博士と、TCAIの心臓電気生理学者、Amin Al-Ahmad医学博士は、テキサス中部のSt. David's Medical Centerで来年実施するヒト臨床試験に備えて、このほど欧州で同カテーテルのヒト初回試験に参加した。
このNuVision(TM)ICEカテーテルが従来のバージョンと違う点は、複雑な心臓治療をより適切な方向に導き、転帰を改善し、治療時間を短縮するよう設計された、患者にとっていいことずくめの4Dイメージングである。
Natale博士は「焼灼技術の進化が続き、治療がますます複雑化するにつれ、3Dイメージングの機能を超えた高度な心臓内イメージングの必要性が高まっている。4Dイメージングは複雑な治療介入中に高解像度の心臓構造画像を提供し、焼灼治療中の合併症の可能性を低減してくれる。われわれは患者に最先端の治療を提供することを約束しており、この重要な進歩をSt. David's Medical Centerにもたらすことができるのを楽しみにしている」と語った。
同カテーテルは、従来のイメージングプラットフォームの全イメージング機能に加え、リアルタイムで心臓内3Dガイダンスという空間的メリットを提供、複雑な構造心臓手術、付属器官の縫合、心筋焼灼治療中に、医師が動いている心臓の詳細な画像を確認することができる。この視覚化の改善により、医師は複雑な心臓構造をより適切に評価できるようになり、治療時間と透視(X線)被曝を減らしつつ、患者の転帰改善の可能性が高まる。また、治療全体を通してカテーテルをガイドできるため、医師は画像生成をより適切に制御できる。
Al-Ahmad博士は「われわれは、St. David's Medical CenterのTexas Cardiac Arrhythmia Instituteにおける心臓病患者の治療水準向上にコミットしている。手術の画像を直接、リアルタイムで見ることができることで、患者をより安全かつ効果的に治療できる」と語った。
4Dイメージングにより、医師は意識下鎮静法で構造的心臓手術を行うこともできる。これは、患者の合併症リスクの低下と関連する。
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