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【ノースブルック（米イリノイ州）2020年8月29日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊メキシコ経済省は、メキシコ国外で電器製品の試験を許可する初の相互認証協定をULに許諾
安全科学の世界的リーディングカンパニー、ULは29日、メキシコの経済省General Directorate of Standards（DGN）が同国に輸入される電気製品および電子装置の安全性およびエネルギー効率性の試験を世界で実施する権利をULに許諾したと発表した。これには、オーディオ、ビデオ、情報テクノロジー製品および装置と無停電電源装置（UPS）の安全性試験に加え、洗濯機、家庭および業務用冷蔵庫・冷凍庫、モーター、照明、外部電力供給装置および待機電源を必要とする製品・装置のエネルギー効率性試験が含まれる。
メキシコ国外のULないしはUL認定ラボで、メキシコ公式規格であるNorma Oficial Mexicana and Oficial Mexico Standard（NOM）およびMexican Standard（NMX）に沿って安全性およびエネルギー効率性試験を実施できることで、ULはメキシコ市場に輸入される製品の市場投入までの時間とコストを軽減することを支援する。
国際的な試験・検査・認定の国際企業にとって初めての安全性試験指名は、NOMおよびNMXカテゴリーによって指定された特定の製品および装置に適用される。製品および装置のグループは以下を含む。
世界銀行によると、1億3000万人以上の人口を擁し所得レベルと電力消費が急増するメキシコの経済は世界11位であり、中南米で2位である。
UL中南米のCarlos Correia上級副社長兼ゼネラルマネージャーは「メキシコの急成長によって、より多くの消費財への需要が増加し、これが安全性およびセキュリティーに対する追加的な規制監督の必要性の高まりに寄与している。DGNの任命によって、ULは今後この必要性を満たすことができ、クラス最高のラボおよび試験施設の世界的ネットワークを活用して電器製品および装置メーカーがメキシコの安全性とセキュリティー要件を満たし、メキシコ市場への参入を迅速かつスムースにする道を開くことを支援する」と語った。
安全性試験に加え、エネルギースター（Energy Star）ないしカナダ規格協会（Canada Standards Association）の要件を含むエネルギー効率性試験をDGNはULがメキシコ国外のUL施設で実施することも指定した。適用されるNOM規格は以下の通り。
ULの国際認定部門のHelena Wolf上級ディレクターは「われわれは、世界市場の規制状況にうまく対処することは複雑で困難なタスクであることを認識している。COVID-19はこれに新たな複雑性の要因を加えた。今回の任命によって、顧客は生産施設に近い場所で製品および装置を試験し、パンデミックによる遅延を緩和することができる。われわれは世界中に展開する当社の専門家および施設によって、世界市場へのアクセスニーズに応える用意ができており、効率的なメキシコ市場への参入を確保することを支援する」と語った。
▽ULについて
ULは、科学を応用して安全性、セキュリティー、持続可能性の課題を解決することで、より良い世界の創造に貢献している。当社は、革新的な新製品や技術の安全な採用を可能にすることで信頼を高めている。ULの全員が、世界をより安全な場所にするという情熱を共有している。独立した研究と基準開発から、試験と認証、分析とデジタルソリューションの提供に至るまで、当社の業務全てが世界中の幸福の向上に役立っている。企業、業界、政府、規制当局、一般市民は当社を信頼し、より賢明な意思決定ができる。詳細は https://UL.com を参照。当社の非営利活動の詳細は https://UL.org を参照。
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ソース：UL
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