【重慶（中国）2020年8月24日PR Newswire＝共同通信JBN】8月22日、石柱トゥチャ族自治県黄水鎮で第4回China Chongqing (Shizhu) Health and Wellness Conference（重慶（石柱）ヘルス＆ウエルネス会議）が開幕した。開会式では、計画総投資額410億人民元のプロジェクト15件が調印された。いずれも石柱のヘルスケア業界発展を支える主要プロジェクトである。
今年の会議は「防疫とヘルスケアの漢方薬」のテーマに焦点を当てているが、それは「漢方薬ヘルスケアに関連する観光を発展させる」という石柱自治政府のアイデアを反映している。
20種近い大規模植栽用の土地5万1563エーカーを擁する石柱では現在、有機漢方薬産業が急成長しており、年間6万5000トンを生産している。オウレンの植栽規模と生産量は中国の60%、世界の40%を占める。
石柱自治政府は近年、漢方医療と高齢者介護の機関を建設し、漢方薬の深加工を優先している。
重慶医科大学はこのほど3億5000万元を投資し、付属の黄水リハビリ病院を開設した。一方、黄水地区では小規模の漢方薬博物館13館が開設され、石柱には13カ所の見本療養所がある。村落診療所の75%以上は漢方薬サービスを提供し、石柱は「初期漢方薬の国家先進単位」とも称されている。
石柱ヘルスケア委員会のディレクター、Yang Linquan氏は、新華社クラウドプラットフォームで行われた「防疫とヘルスケアの漢方薬」のライブ放送で「今年の防疫という特殊状況と石柱の食物資源の利点を合わせて考え、この会議のテーマを『防疫とヘルスケアの漢方薬』と設定した。われわれは次に老人ホームの建設を開始、全国的に有名なヘルスケアセンターを生み出し、漢方薬関連の観光を石柱の新たな経済成長要因にする」と語った。
開会式の調印式で、石柱は計画総投資額410億元の15件のプロジェクトに調印した。それにはヘルスケア観光、ヘルスケア製造、ビジネス物流、eコマースサービス、インフラ建設などの分野が含まれる。
開会式で公表された「2020年石柱ヘルス＆ウエルネス白書」は、石柱がヘルスケア産業発展に向けて前進することを示している。
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