【ブリスベーン(オーストラリア)2020年8月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*Megaport構築のプラットフォームは戦略的提携を通じてSD-WAN能力を実現
*Megaport Virtual Edgeは、企業がMegaportのグローバルなソフトウエア定義ネットワーク上でオンデマンドネットワーク機能をネイティブにホストすることを実現
ネットワーク・アズ・ア・サービス(NaaS)のプロバイダーとして世界をリードするMegaport Limited(ASX: MP1)(Megaport)は17日、同社のグローバルなソフトウエア定義ネットワーク(SDN)上で直接的にSD-WAN機能などのネットワーク機能仮想化(NFV)を実現するプロダクトイノベーションであるMegaport Virtual Edge(MVE)を近日リリースすると発表した。MVEによって、顧客はMegaportの広範囲に及ぶプラットフォーム・リーチを利用して、エッジにより近く、リアルタイムで、さらにハードウエアを展開することなくネットワーク機能を展開、拡大できる。Megaportとシスコは提携して(https://www.megaport.com/blog/transforming-the-network-edge/ )、MVEの最初の使用事例としてシスコのSD-WANを実現する。
MegaportのVincent English最高経営責任者(CEO)は「エンタープライズやサービスプロバイダーはSD-WANのメリットに納得し始めており、Megaportの顧客が当社のプラットフォーム上で容易かつ数分でSD-WAN仮想化アプライアンスに世界中で『サインアップ』できる能力は世界の組織にとってビッグイネーブラーである。当社のマルチクラウド接続を活用してこれらの仮想化アプライアンスをMegaport Interconnection Platformと一体化させることで、これを新たなレベルに引き上げる」と語った。
高度に分散化されたMVEフットプリントは世界の商業センターと協調して低レイテンシーネットワーキングのためのトラフィック・ローカリゼーションをサポートし、相互接続ゲートウエーを提供してマルチクラウドとマルチロケーションの相互接続をセキュアに管理する。MVEには、プラットフォーム中立で、テクノロジーにとらわれない方法でMegaportのSDNと接続するゲートウエー機能性が含まれ、顧客はレガシーネットワーキングモデルを超え、ネットワーク管理に統合されたアプローチをとることができる。
▽MVEでのSD-WAN
MVE上でサポートされる最初のネットワーク使用事例となるSD-WANは、顧客が世界中のあらゆるインターネット接続SD-WANロケーションからMegaportのセキュアかつオンデマンドのネットワークを最大限に活用することを可能にする。これは、顧客がビジネスの拡大に伴い統合されたマルチクラウドネットワーク・アーキテクチャーを数分で構築することを支援する。
顧客は、Megaportのグローバルな相互接続とSD-WAN対応ロケーションを接続するMVEのSD-WANインスタンスをホストし、完全管理する。SD-WANインスタンスの設定および保守はAPIを通じて実現され、間もなくMegaportのポイントアンドクリック・ポータルを通じて利用可能となる。接続されれば、SD-WAN対応ロケーションは、有力なMegaportのクラウドエコシステム、ITサービスプロバイダー、700以上のイネーブルドデータセンターへのオンデマンド接続を設定できる。
Megaportは、大半がニュートラルかつエラスティックな相互接続プラットフォームである200以上のクラウド・オンランプと一体化しており、中でもAlibaba Cloud、AWS、Google Cloud、Microsoft Azure、IBM Cloud、Oracle Cloud、Salesforceを含む360以上のサービスプロバイダーのエコシステムを擁しており、MVEはMegaportのエコシステムの能力を最大限に引き出し、ロケーションにかかわらず利用可能にする。
Megaport SDNは、重要なロケーションへのトラフィックをスケールしセキュアにするキャリアグレードのプライベート接続を提供して、パフォーマンスとミッションクリティカルなアプリケーションのセキュリティー要件に対処する。1850以上の顧客がデジタルビジネスを遂行するためにMegaportに依存している。
▽MVEでのSD-WANのハイライト
*Megaportの業界初のエラスティック相互接続プラットフォームとのIP対応接続
*自らのSD-WANライセンスをもたらす
*ローカライズされた接続のための高度な分散
*支店所在地、データセンター、クラウドプロバイダー、ITサービス間の相互接続をサポートするポイントツークリック・ネットワークプロビジョニング
*仮想化ネットワークインフラストラクチャーと相互接続のリアルタイムプロビジョニング
*出荷、インストール、管理のためのハードウエア不要
*賦課方式(PAYG)消費モデル
*レガシーネットワークを変革する統合されたエンドツーエンド・ネットワークプロビジョニングと管理
*360以上のサービスプロバイダーと700以上のイネーブルドデータセンターへのセキュアなマルチクラウド接続
▽シスコSD-WANとのコラボレーション
Megaportとシスコ(https://blogs.cisco.com/networking/cisco-expands-cloud-connectivity-with-megaport )はMegaport Virtual EdgeとViptelaが運営するシスコのセキュアなSD-WANを統合するイニシアチブを実施し、MegaportのSDNとシスコのSD-WANファブリックテクノロジーの相互運用を実現する。Megaportとシスコは、MVEベータプログラムへの参加を厳選された顧客に呼び掛けてきた。MVE上でのシスコSD-WANの正規版運用は2021年第1四半期の予定。
MegaportのBevan Slattery創業者兼会長は「Megaport Virtual Edgeの開発はMegaportにとっての転換点になる。さまざまなネットワークアクセスタイプをMegaportのSDNと直接橋渡しするプラットフォームを開発することによって、われわれはサービスプロバイダーとデータセンターから成る当社の有力エコシステムと、世界のどこからでも効率的に接続できるようにした。これは、世界中のより多くの企業の手にエラスティックな相互接続の能力を提供する。われわれはシスコと協力し、MVE上でシスコのSD-WANサービスを統合し、顧客がビジネスの原動力となる重要施設に接続する際に完全なコントロールを獲得することが可能になる」と語った。
Megaport Virtual Edgeの詳細入手は、またはベータプログラムへの関心があれば、ウェブサイトmegaport.com/mve(https://www.megaport.com/megaport-virtual-edge/ )を参照。
▽Megaportについて
Megaportは、エラスティック相互接続サービスで世界をリードするプロバイダーである。ソフトウエア定義ネットワーキング(SDN)を利用する同社の世界的なプラットフォームにより、顧客はMegaport Networkにおいて迅速に自分のネットワークを他のサービスに接続することができる。顧客はモバイルデバイスやコンピューター、オープンAPIを通じ、直接、サービスをコントロールできる。Megaportは世界700を超えるイネーブルドデータセンターの1850超の顧客を接続している。MegaportはAlibaba Cloud Technology Partner、AWS Technology Partner、AWS Networking Competency Partner、Cloudflare Network Interconnect Partner、Google Cloud Interconnect Partner、IBM Direct Link Cloud Exchangeプロバイダー、Microsoft Azure Express Route Partner、Nutanix Direct Connect Partner、Oracle Cloud Partner、Rackspace RackConnect Partner、Salesforce Express Connect Partner、SAP PartnerEdgeオープンエコシステムのメンバーである。
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