ハイデラバード(インド)
2020年8月13日
/PRNewswire/ -- Tanla Solutions Limited(NSE: TANLA)(BSE: 532790)は2020年8月12日の取締役会で、2020年6月30日に至る2021会計年度第1四半期(Q1FY2021)の未監査決算を発表した。
- 収益はFY20第1四半期に比べて15%連続増の45億5500万ルピー
- 売上総利益は同37%連続増の10億5300万ルピー
- 純利益は同204%連続増の7億8600万ルピー
- 1株当たり利益(EPS)は同196%連続増の5.17ルピー
- Tanlaと全子会社には負債なし
- 流動資金への投資損失に対する引当金3700万ルピー、および、FY20の貸し倒れ引当金2920万ルピーは同額が換価されて今四半期に戻し入れ
- 還付税1440万ルピーはQ1FY2021に受領
- 金利収入3420万ルピーの内訳は、源泉徴収税(TDS)の金利1400万ルピーとHDFC Bankの定期預金金利分2020万ルピー
TanlaのUday Reddy会長兼マネジングディレクターは「Tanlaの四半期業績は、グローバル経済を混乱に陥れる厳しいパンデミックの中でトレンドに逆らっている。大手のデジタル・クラウド通信事業者として、独自の市場地位が前年比、前四半期比ともに着実な売り上げ・収益増をもたらしている」と語った。
2020年9月1日のDLT(分散型台帳技術)サービス立ち上げに対するインド電気通信規制庁(TRAI)の指示について、Uday Reddy氏は「9月1日に予定されるTrubloqの商用リリースによって、このブロックチェーンでプラットフォームがその分野の代表的存在になる弾みがつく。規制当局者、通信事業者、エンタープライズにとって、スパムやモバイル詐欺のリスクは軽減され、エンドユーザーは選択する力を追加付与される」と語った。
▽事業概要
- Q1FY21期間中、年間潜在収益8億ルピーの新顧客80社が契約し、確立されたブランドから潜在力あるスタートアップを含むeコマース、BFSI(銀行、金融サービス、保険)、エドテック、電気通信など主要垂直企業の健全な顧客ミックスを構成
- Tanlaはドバイの大手電気通信サービスプロバイダーから、ブロックチェーン技術に基づくプロモーション/バルクSMSの加入者同意管理システム展開を受注
企業、その他の概要
▽自社株買い戻しアップデート
- 買い戻しオファーでその規模の87.80%に相当する1670万株が提供され、払込済み株式資本が各1ルピーの1億5220万株から同1億3550万株に減少
- 買い戻し後、株主数は2020年6月12日の5万711人から2020年7月31日の4万7097人に3614人減少
- 総額13億5200万ルピーの買い戻し手続きは2020年7月22日株主に対して行われ、買い戻し税2億9500万ルピーは2020年8月5日支払われた
- 買い戻し前後の株式保有パターンは以下の表を参照:
買戻し前 (2020年6月12日時点) |
買戻し後(2020年7月31日時点) |
|||||
要件 |
株主数 |
株式数 |
株式保有率(%) |
株主数 |
株式数 |
株式保有率(%) |
プロモーター |
6 |
5,36,10,558 |
35.21 |
6 |
5,36,10,558 |
39.55 |
Banyan Investments Limited |
1 |
2,19,99,824 |
14.45 |
1 |
2,19,99,824 |
16.23 |
従業員 |
45 |
85,32,785 |
5.6 |
42 |
80,47,835 |
5.94 |
一般 |
50,659 |
6,81,14,390 |
44.74 |
47,048 |
5,19,06,588 |
38.27 |
合計 |
50,711 |
*15,22,57,557 |
100.0 |
47,097 |
13,55,64,805 |
100.0 |
注意:ボンベイ証券取引所(BSE Limited)の上場承認は、2020年4月3日にワラント転換に応じて配分された628万5858株の上場待ち
▽買収情報アップデート
- ハイデラバードの会社法審判所(NCLT)は2020年6月30日、Tanla Corporation Private Limited(Tanla)によるKarix Mobile Private Limited(Karix)、およびUnicel Technologies Private Limited(Unicel)の買収を承認
- NCLTの命令に従い、買収は2019年4月9日付
- NCLT命令で承認された通り、Tanlaは規制当局の承認を条件にKarixと名付けられる
- 買収の結果、Tanlaは税控除費用として15億8400万ルピーの営業権取得
▽人事情報アップデート
従業員には年次査定を実施し、会社方針に従って昇給、昇進が実施され、2021会計年度の総人件費は最大10%増加した。
最新の財務情報はhttps://tanla.com/investors.html を参照。
▽監査人
内部監査人:Deloitte Touche Tohmastu India LLP
監査役:MSKA & Associates
▽Tanla Solutionsについて
Tanlaはインドのハイデラバードを拠点とする1999年創設の企業で、最大級のクラウド通信プロバイダーとしてこの分野で世界をリードし、年間2000億以上の業務通信を処理している。Tanlaは世界が通信する方法を革新し、クラウド通信ソリューションの高速化、平易化、簡素化の向上を通じて、その水準を継続的に引き上げ、世界中のエンタープライズからキャリアまで、さまざまな顧客の厳しいニーズを満たすブロックチェーン、人工知能、機械学習など最先端技術を導入している。Tanlaは常に新技術を取り入れ、スパムや詐欺の懸念増大に取り組む世界初のブロックチェーン基盤商用通信スタック「Trubloq」など多くの特許を所有している。また、インド初の電気通信ブロックチェーンネットワーク構築に向けて、国内の大手電気通信事業各社と協力している。Tanlaは、インドの主要証券取引所に上場する株式公開企業である(NSE: TANLA、BSE: 532790)。
▽問い合わせ先
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