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【上海2020年7月28日PR Newswire＝共同通信JBN】「ブラックスタート」技術を搭載した中国初の8MW洋上風力タービン（https://en.prnasia.com/releases/apac/china-s-first-8mw-offshore-wind-turbine-installed-by-shanghai-electric-enters-full-load-operation-282704.shtml ）をこのほど稼働させたShanghai Electric（上海電気）（SHA:601727/HK:02727）ブルームバーグNEFに、中国の風力発電市場における戦略とインサイト、より安全で持続可能な将来の低炭素経済に向けた一層高い信頼性、堅ろう性、安定性を備えた風力発電システム供給の発展について語る機会を得た。
中国における洋上と陸上の風力発電システム市場はともに「大容量タービンユニットとデジタル変革（https://en.prnasia.com/releases/apac/shanghai-electric-s-seunicloud-platform-wins-world-s-first-industrial-intelligence-award-at-waic-2020-285743.shtml ）」を歓迎しており、Shanghai Electric Wind Power Group（SEWPG）の最高デジタル責任者（CDO）兼エンジニアリングゼネラルマネジャーであるPengju Kang氏は、ブルームバーグNEFのインタビューでShanghai Electricは「10MW以上の洋上風力タービン用のテストおよび検証プラットフォームと再生可能エネルギーの統合システムを構築している」と語った。
Kang氏はインタビューで、この画期的なプロジェクトの重要性について、Shanghai Electricは、成長中の中国の洋上タービン市場の勢いに乗っており、そこではグリッド接続された風力発電が2025年末までに26GWまで急増し、世界をリードする再生可能エネルギーのソリューションの研究開発と提供の加速が見込まれる、と述べた。
Kang氏は「現在、10MW以上の洋上風力タービン用のテストおよび検証プラットフォームを構築しており、風力、太陽光発電、エネルギー貯蔵を組み合わせた再生可能エネルギーの統合システムを確立するために5Gと産業用インターネット・オブ・シングスの探索を進めている」と述べた。
さらに同氏は「中国の遠洋・深海市場には浮体式ユニットへの大きなニーズがあると思われる。そうした分野が洋上風力リソース全体の80％以上を占めているからだ。浮体式タービンの導入にあたっての水深の限界や、深海の海洋環境ならびに強い台風など、技術的な課題を克服する方法を模索している」と語った。
SEWPGはまた、海外の陸上風力発電市場向けに2.5MWおよび4MWの製品プラットフォームに基づいてカスタマイズされた特製ユニットによってグローバルフットプリントを拡大している。当社は現在、日本、米国、カナダなどの国の地域のニーズに応じるため、海外で60Hzの電力グリッドに適したモデルを開発中だ。
グローバルサプライチェーンは中国の風力エコシステムに緊密に統合されているため、Shanghai Electricは風力発電システムのライフサイクル全体におけるサービスプロバイダーとして、発電機、ギアボックス、ベアリング、研究開発と設計のためのデジタルツールとプラットフォームを含むバリューチェーンのほぼすべての部門で国際企業と戦略的パートナーシップを構築している。
Shanghai Electricは、近年、再生可能エネルギーからの収益を急増させており、2018年から2019年にかけて前年比51％増を達成した。対照的に同時期の火力発電の伸びは8.4％にすぎない。6月下旬に当社は、風力発電部門であるShanghai Electric Wind Power Groupの新規株式公開（IPO）の計画を発表した。
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