タイガートリーバーXLは頭蓋内血管の直径9ミリ以内の血栓を安全に除去するよう作られた、これまでで最大のステントリーバー
ヨクネアム(イスラエル)、2020年7月28日/PRニュースワイヤー/ --
次世代型神経血管装置の開発に特化した企業、ラピッド・メディカル(Rapid Medical:http://www.rapid-medical.com/ )は、タイガートリーバーXL(TIGERTRIEVER XL)のCEマークを取得したことを発表しました。また、同機器を用いた最初の患者の治療にも成功しています。
ステントリーバーのタイガートリーバーシリーズは、虚血性脳卒中の治療用に開発された、史上初の調節可能で完全可視性の血栓除去装置です。これまでに数千人の患者がタイガートリーバーによる治療に成功しています。ポートフォリオに加わった最新型が、タイガートリーバーXLです。直径の調節が可能なため、直径9ミリ以内、長さ53ミリのどのような血管にも適合するこれまでで最大・最長のステントリーバーです。市場に出ている同様の機器よりもはるかに大きいものの、内径0.021の標準的マイクロカテーテルで容易に運ぶことができます。
ドイツ、ボーフム大学病院(Bochum University Hospital)の上席インターベンショナル神経放射線科医、セバスチャン・フィッシャーは、次のように述べています。「タイガートリーバーXLは、虚血性脳卒中の市場に加わった大変重要な製品です。これらのサイズに調節できる、大きな血栓の除去専用ツールは初めてです。例えば内頸動脈など、脳卒中を引き起こす大きな血栓を除去するのに必要な通路の数を減らす可能性があるので、当院の現在の器具には非常に重要です」
ラピッド・メディカルCEOのローネン・エクハウスは、タイガートリーバーXLを初めて使用したときの臨床経験について次のようにコメントしました:「タイガートリーバーXLは、大血管閉塞の治療における血栓の完全除去で血管の直径に合わせて調整するという、当社の強力な技術の好例です。タイガートリーバーXLは、現在のステントリーバーでは最小で遠位血管閉塞の治療に使用される唯一のステントリーバーであるタイガートリーバー13(TIGERTRIEVER 13)を補完するものです。タイガートリーバーのポートフォリオにより、外科医は虚血性脳卒中の起きる血管の大部分で治療ができるようになりました。
ラピッド・メディカルについて
ラピッド・メディカルは血管内治療の革新的装置を開発しています。史上初の調整可能なリモデリング・メッシュであるタイガートリーバー(TIGERTRIEVER™)とコマネチ(COMANECI™)のメーカーです。タイガートリーバーとコマネチはヨーロッパにおける使用でCEマークを取得しており、コマネチはFDA認証も取得しています。詳しい情報は、www.rapid-medical.comをご覧ください。
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1218850/tigertriever_xl.jpg?p=medium600
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