- Materna IPSはトーヨーカネツ株式会社と共に設置を実施
ドルトムント, ドイツ
2020年7月20日
/PRNewswire/ -- 旅客数において日本で最も急成長している空港である東京国際空港(羽田空港)は、新ターミナルの拡張により能力を拡大した。世界第4位の規模を持つ同空港は、日本のプロバイダーのトーヨーカネツ株式会社(TKK)とドイツのプロバイダーのMaterna IPS(Intelligent Passenger Solutions)に対し、第2ターミナルの国際線対応施設と第3ターミナルでの独自の自動手荷物預け入れソリューションの提供を委託した。2020年夏の世界最大のスポーツイベントに間に合うよう、全自動手荷物預け入れを開始する予定だった。東京国際空港(羽田空港)の新施設は、68ユニットの自動手荷物預け入れ機を備え、2020年4月に成功裏に開業した。今年は計104ユニットが設置される見通しである。日本航空(JAL)は乗客向けにこのソリューションを既に使用中で、全日本空輸(ANA)とデルタ航空(DAL)など他の航空会社もまもなくこれに続く。
▽Materna IPSのFlex.Goソリューションはユニークな乗客ジャーニーを実現する
革命的なMaterna IPSシステムFlex.Goにより、TKKは新しいターミナルビルの未来的な出発ロビーに革新的な手荷物コンベアシステムを設置した。セルフサービスソリューションは空港のデザイン言語と特定の要件を反映し、乗客に快適かつ効率的な旅行体験を提供する。Materna IPSの自動手荷物預け入れユニットは、乗客が手荷物を降ろして手荷物処理システムに挿入するためのシンプルで迅速な方法を提供する。完全に自動化された手荷物の分類、計量、スキャンなどの機能により、手荷物を数秒以内に確実に預け入れることができる。さらに、Materna IPSとTKKはソリューションを東京国際空港(羽田空港)で計画されている生体認証によるジャーニー「One ID」に統合し、真にシームレスな旅行体験を創出する。
Materna IPS のマネジングディレクターであるGeorg Oschmann博士は、日本を発着する主要なゲートウエーであり世界で最も近代的な空港の1つである東京国際空港(羽田空港)に旅客処理における最新技術をもたらすことは光栄であると強調した。同博士は、全ての関係者がユニークな体験と新たな最先端技術を創出したこのプロジェクトに興奮していることを確認した。
東京国際空港(羽田空港)での主要プロジェクトの実装により、Materna IPSは日本での市場参入を継続し、国際的な成長を拡大している。
▽Materna IPSについて
Materna IPS(Intelligent Passenger Solutions)は世界の空港および航空会社向けの最も有名なサプライヤーの1つで、空港での自動化された旅客処理のソリューションを提供している。欧州市場に加え、MaternaのIntelligent Passenger Solutionsのポートフォリオは、オーランド(米フロリダ州)に子会社を持つ北米市場、インドおよび日本市場にも注力している。
Materna IPSはMaternaグループの一部であり、現在全世界で2300人を超す従業員を抱え、2019年売上高は3億2380万ユーロだった。Maternaはプレミアム部門において、フルサービスプロバイダーのサービススペクトラムの全体、すなわちコンサルテーションと実装からオペレーションまでをカバーしている。Maternaはデジタル化のあらゆる側面で企業と公共部門に助言と支援を提供し、アジャイルで、柔軟かつ安全なIT向けにカスタマイズされたテクノロジーを提供している。同社の顧客には、企業および公共部門のIT組織とユーザー部門が含まれる。
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