【ナシュア(米ニューハンプシャー州)2020年7月16日PR Newswire=共同通信JBN】
*OpenRANはコネクティビティーを実現し、デジタルデバイドを是正へ
世界初のソフトウエア定義エンドツーエンド5G、4G、3G、2G Open RANソリューションを提供する米国本拠の有力OpenRAN企業であるParallel Wireless, Inc.(Parallel Wireless, Inc )は16日、i engineering Groupと協力して、中央アフリカ共和国の現行のカバレッジを拡張し、現在の70万人の加入者ベースを拡大する総合多国間プログラムで、Orangeに採用されたと発表した。アフリカでは、OrangeがIDEAL:Include Digital in Every African Lifeと呼ばれるプログラムを実施している。このプログラムは、コネクティビティーを現在持たない顧客にデジタルサービスを提供することを目指している。
欧州とアフリカで最大のモバイル・インターネットサービスオペレーターの1つで、企業通信サービスのグローバルリーダーであるOrangeは、4社のオペレーターから構成されている中央アフリカ共和国の通信市場に参入した最新の企業である。中央アフリカ共和国は、48%のユニークモバイル(https://datareportal.com/reports/digital-2020-central-african-republic )のコネクションと限定されたネットワーク・インフラストラクチャーしかないデジタルデバイド国家である。従来の2G、3G、4Gネットワークは展開、維持のために高額かつ大規模な装置を必要とする。これらのハードウエアベース・ネットワークはアップグレードするには困難で、高価である。
Parallel Wirelessは、オープンでソフトウエア定義の仮想化されたOpenRANネットワークアーキテクチャーへの移行を実現し、スケーラブルな2G、3G、4G、5Gソフトウエアベースネットワークを提供する。これらは、展開、維持のコスト効率に優れ、同国のエンドユーザーと企業にカバレッジと容量を提供することができる。Parallel WirelessのOpenRANは、以下によって6大陸で極めて優れたパフォーマンス、サービス品質、費用効果を示してきた:
Orangeの戦略目標は、アフリカで無線ネットワークを構築し、それを拡大し、その地域の顧客に次世代のデジタルサービスを提供することにある。Parallel Wireless、i engineering Groupと提携して取り組むことで、Orangeは以下の目標を達成する:
▽賛辞
Orange Middle East & AfricaのHervé Suquet最高情報技術責任者(CTIO)は「当社のIDEALプログラム(Include Digital in Every African Life)を通じて、われわれOrangeは当社の革新的なインフラストラクチャーによって支えられた信頼できるコネクティビティーを顧客に提供する。RANの開放性と仮想化、オートメーション、新しい収益創出機会を組み合わせることによって、Orangeは中央アフリカ共和国で市場をリードし、顧客のニーズに最も効果的に応えることができる。まさに、この技術のおかげで、Orange RCAはすでに都市部で提供済みのサービス一式(ボイス、データ、Orange Money)を地方の人々に提供する。現時点で同じシステムにある2Gと3Gを動作させ、将来は顧客がデバイスを4Gにアップグレードできるため、4Gへのシームレスなアップグレードは初期投資を延長できるだけでなく、新規サービスをより速く提供することもできる。Parallel Wirelessはよく知られたOpen RAN企業であり、i engineering Groupの展開とマネージドサービスの専門技術と相まって、両社はわれわれがこの独自のネットワーク最新化を着手するうえで真の戦略的パートナーであり、重要なイネーブラーになった」と語った。
i engineering GroupのKadri Hakim共同最高経営責任者(CEO)は「われわれは当社の顧客向けに革新的なソリューションを開発することを目指しており、イノベーションは当社の事業を前進させるうえで極めて重要な側面である。Parallel Wirelessとの協力関係の目標は、Parallel Wirelessの有力なOpen RANテクノロジーを使って誰もが無線コネクティビティーと、今後のあらゆるサービスのための将来性のあるネットワーク投資を享受できることによって、企業と人々を結び付けるというOrangeのビジョン実現に寄与することである」と語った。
Parallel WirelessのBernard Lamyセールスディレクターは「世界をリードする当社のOpenRANプラットフォームを実装することで、Orangeは新規加入サービスを迅速でシームレス、かつより確実に展開することが可能になる」と語った。
▽Parallel Wirelessについて
Parallel Wirelessは、業界唯一の統合型ALL G(2G/3G/4G/5G)ソフトウエア対応ソリューションを使用して、世界のレガシーベンダーに課題を投げ掛けている唯一の米国企業である。同社のクラウドネイティブのネットワークソフトウエアは、カバレッジと容量の両方の展開において、グローバルなモバイル通信オペレーターのネットワーク経済性を再定義する一方、5Gへの道を切り開く。同社は世界の50社以上の主要オペレーターと提携している。マルチテクノロジーのオープンな仮想化RANソリューションにおけるParallel Wirelessのイノベーションとエクセレンスは72以上の業界賞によって高く評価されてきた。詳細はウェブサイトwww.parallelwireless.com を参照。LinkedIn(LinkedIn )とTwitter(Twitter )でParallel Wirelessのフォローを。
▽i engineering Groupについて
2007年に創業のi engineering Groupは、アフリカと新興市場のインフラストラクチャーとマネージドサービスにおけるエンドツーエンドソリューションの有力プロバイダーである。当初は通信と電力インフラストラクチャーが専門だったが、同社は創業以来、17のオペレーションに急成長し、公共建設インフラストラクチャー、光ファイバー、データセンターへと多角化することに成功した。
Groupの効率的なアプローチは厳格な品質管理システムの活用と相まって、国際的に著名なクライアントから成る大きなポートフォリオに加え、多数の業界認定を獲得した。
地元に関する専門知識と国際的な事業展開によって、同社はクライアントが事業目標を達成することを可能にするコスト効率に優れた革新的なソリューションを提供する。詳細はhttps://www.ieng-group.com/ を参照。
▽Orangeについて
Orangeは世界をリードする通信オペレーターの1つであり、2019年の売上高は420億ユーロで、2020年3月時点でフランスでの8万5000人を含め世界で14万5000人を雇用している。Groupは2020年3月31日時点で、世界で2億5300万の顧客という総顧客基盤を擁し、このうちモバイル顧客が2億800万、固定ブロードバンド顧客が2100万である。Groupは26カ国で事業展開している。OrangeはOrange Business Servicesのブランドで、世界規模のIT・通信サービスを多国籍企業に提供する有力プロバイダーでもある。2019年12月、Groupは新しい「Engage 2025」戦略計画を発表した。これは社会的、環境上の説明責任に沿って、オペレーターモデルを新たに考案することを目指している。成長分野で加速し、データとAIをGroupのイノベーションモデルの中核に据えて、Groupは新しく生まれる専門職に適応して、魅力のある信頼できる雇用者になる。
Orangeはユーロネクスト・パリ(シンボルORA)と、ニューヨーク株式市場(シンボルORAN)に上場している。
詳細はインターネットとモバイルでwww.orange.com 、www.orange-business.com を参照するか、Twitterの@orangegrouppr(@orangegrouppr )でフォローを。
このリリースに含まれるOrangeとその他のOrange製品ないしサービス名は、OrangeまたはOrange Brand Services Limitedの商標である。
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