【サンディエゴ2020年6月30日PR Newswire=共同通信JBN】バイオ医薬品の大手開発製造受託サービスプロバイダーである味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services)(アジバイオファーマ、Aji Bio-Pharma)は、生産までの時間を最小化することでワクチンや治療法の市場投入を早める柔軟かつ迅速な医薬品製造プラットフォーム、AJILITY(TM)の立ち上げを発表した。
アジバイオファーマのAJILITYプラットフォームは、COVID-19試験、米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可(EUA)、その他のプログラムで、使用可能な新規治療薬・ワクチンおよび適応症が新たに追加された既存の医薬品向けに設計されており、当社の既存の最新式プロジェクト配置を活用することで柔軟性を高める。アジバイオファーマのAJILITYを使用すれば、顧客は成分や添加剤から手順の適格性の決定までを当社の経験と専門知識を頼りに行うことができる。AJILITYプラットフォームの目標は、技術移転、製造、出荷プロセスの変数を最小限に抑え、当社の規制関連の専門知識を活用して旧来の製造ハードルを乗り越え、治療法を迅速にクリニックに届けることである。
味の素バイオファーマサービスのコマーシャルオペレーション・アソシエイトディレクターのダスティン・キャンベル氏は「AJILITYプラットフォームは、臨床試験を迅速に行う必要のある医薬品を抱える顧客にとって大きな後押しとなる、柔軟性と時間の節約を提供する。医薬品製造の大手CDMOである当社は、プログラムの詳細が何よりも製造スケジュールに影響を与えることを理解している。AJILITYプラットフォームは、アジバイオファーマの豊富な製造経験や規制に関するインサイトを活用し、顧客のプログラムを迅速に市場に届けることができる」と語った。
味の素バイオファーマサービスのオペレーション担当上級副社長兼現場責任者のクリスティン・デファイフ博士は「自社の治療法を患者に早く届けるための進歩的な提携アプローチに関心のある当社の顧客ベースにAJILITYプラットフォームを紹介するのは大変うれしい。AJILITYプラットフォームは部署の垣根を超えたチームによって開発され、規制当局への申請、プロセス開発、カリフォルニア州サンディエゴの当社施設での出荷形態に関する専門知識と合わせて、顧客に望ましい医薬品の製造プロセスへのアクセスを提供する」と語った。
AJILITYプログラムの詳細については、www.AjiBio-Pharma.com/AJILITY を参照。
▽味の素バイオファーマサービスについて
味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services)は、ベルギー、米国、日本、インドに拠点のある完全一体型の開発・製造受託機関で、低分子、高分子原薬および中間体の包括的開発、cGMP(医薬品適正製造基準)製造、無菌充填(じゅうてん)・包装サービスを提供している。味の素バイオファーマサービスは、CoryneX(R)タンパク質発現技術、オリゴヌクレオチド合成、抗体薬物複合体(ADC)、高力価原薬(HPAPI)、生物触媒、連続フロー生産など、前臨床やパイロットプログラムから商業的量産用まで、幅広く革新的なプラットフォームと機能を提供している。味の素バイオファーマサービスは、顧客のニーズに応えるため、高レベルの品質とサービスの提供に全力を尽くしている。詳細は、www.AjiBio-Pharma.com を参照。
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