ツォリコフェン(スイス), 2020年6月17日 /PRNewswire/ -- Xovisは、自社の専門技術を公共交通機関の分野で活用する任務を自らに設定した。午前8時の満員電車と、午後10時の誰もいない駅のプラットホーム。Xovis によると、関連性に微調整することで容易に管理できそうに見えることも、実際には複雑な計画立案と結び付いている。同社の乗客カウント技術により、効率的な時刻表作成と未来の交通の概念が可能となる。
公共交通機関の運営者にとって時刻表の設計は最も重要で最も複雑な任務の1つである。それを行う際には、運行時間や乗り換え時間、経路は任意で変更されるべきではなく、理想的には事実に基づいてなされるべきである。
Xovisはこれまで多くの場面でこの問題に直面してきた。2008年以来、スイスの同社は人の流れをいかに数え、測定できるかについて開発を続けている。同社はこのほど、成功が実証された技術を開発した。
Xovisの最高製品責任者のクリスチャン・スチューダー氏は「空港、鉄道駅、ショッピングモール、歩行者ゾーンでプロジェクトを実行する際、公共交通機関のリンクがしばしば中心的な役割を果たす。結局のところ、人の流れを管理することはプラットホームで終わりとならない。信頼できる技術がなければ、公共交通機関の運営者が乗客の動態を評価し、それを利用可能なデータに変換することはほとんど不可能である」と説明する。
従って、自動乗客カウント用のセンサーである新開発のXovis PCT1は、交通機関分野に向けて特別に調整されている。PCT1を利用することで、Xovisの技術により提供される精密さを公共交通機関の分野で活用することも可能になった。
クリスチャン・スチューダー氏は次のようにコメントしている。
当社の3D センサーはこれまで約10年にわたって世界中の最も多様な場所で使われてきた。それには空港や小売り施設だけでなく、スタジアムやホテル、オフィスビル、フェスティバルなども含まれ、どれもが当社のソリューションに依存している。公共交通機関の分野でもニーズは似通っているが、関連する要件と適用される基準は異なる。それ故にわれわれは、当社の技術をこうした条件に従って順応させ、車両での使用に適したものにした。これは現在、当社初の車両用乗客カウントセンサーであるPCT1に全て一体となって組み込まれている。このセンサーは、バスと列車での使用に設定された厳しい要件と基準を満たしている。厳しい環境テストはすべて、大成功のうちに合格した」
自動乗客カウントはたった今、始まったばかりである。スチューダー氏は「経験からわれわれは、多くの人が動くための根拠をもたらすことを認識している。しかし、人の行動を全体として理解することが重要だ。公共交通機関の分野でこれは、乗客が異なった駅や停留所でどのように乗り降りするか、自転車やベビーカーがどのように輸送されるか、あるいは障害を持つ乗客にとっての利用可能性のテーマでもあり得る。現地で調査や観察が行われる古典的なデータ収集手法は、正確でも効率的でもない。今や乗客分析は、デジタル化に向けた次のステップを取るべき時である」と述べた。
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