【ウェッテレン(ベルギー)2020年6月2日PR Newswire=共同通信JBN】生物医薬品受託開発・製造サービスの大手事業者である味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services)(アジバイオファーマ、Aji Bio-Pharma)は、合弁事業パートナーのグラニュールズ(Granules India Limited)からグラニュールズ・オムニケム(Granules OmniChem Private Limited、GOC)の50%の持ち株を買い取り、GOCの買収を完了したと発表した。2019年8月に発表されたこの取引は、世界中で信頼できる簡素なCDMO(受託開発製造機関)サプライチェーンへのアクセスを顧客に提供するアジバイオファーマの取り組みを強化するものである。
今後はAjinomoto Bio-Pharma Services India(「Aji Bio-Pharma India」)として、アジバイオファーマの世界的事業に全面的に統合される。インドのビシャカパトナムの施設は、ベルギーのアジバイオファーマ製造拠点のGMP(適正製造基準)の操業基準と品質システムに基づいて設計、建設、運営されており、2011年の設立以来、世界の多くの主要バイオ医薬品企業の支援に成功している。
味の素バイオファーマサービスのデービッド・エンロー社長兼最高経営責任者(CEO)は「Aji Bio-Pharma Indiaが加わることは、総合サービスを提供する主要な世界的品質主導CDMOとしての顧客に対するアジバイオファーマの貢献に不可欠な拡大である。Aji Bio-Pharma Indiaのチームを当社の世界的ファミリーに正式に迎え入れて非常に喜ばしい。顧客は製品パイプラインの重要プログラムに関して当社との提携を深め続けており、われわれは顧客にさらに能率化された体験を提供することを期待している」と語った。
Ajinomoto Bio-Pharma India Pvt. Ltd.のK・V・V・ラジュCEOは「当社の顧客サプライチェーンの簡素化に取り組む世界ネットワークの一部となることは喜ばしい。アジバイオファーマの全面統合された一員として、われわれは顧客と社員にとって一番の信頼される革新的パートナーであるとのアジバイオファーマのビジョンステートメントを推進する決意である」と述べた。
▽味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services)について
味の素バイオファーマサービスは、ベルギー、米国、日本、インドに拠点のある完全一体型の受託開発・製造機関であり、小・大分子のAPI(原薬)と中間体の包括的開発、cGMP(医薬品適正製造基準)製造、無菌充填(じゅうてん)包装サービスを提供している。味の素バイオファーマサービスは、CoryneX(R)タンパク質発現技術、オリゴヌクレオチド合成、抗体薬物抱合(ADC)、高力価API(HPAPI)、生体触媒反応、連続フロー製造などを含む商業的量産への前臨床・パイロットプログラムに幅広い革新的プラットフォームと機能を提供している。味の素バイオファーマサービスは顧客のニーズに応えるため、高レベルの品質とサービスを提供することに全力を尽くしている。詳細はwww.AjiBio-Pharma.com を参照。
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