【シンガポール2020年5月9日PR Newswire=共同通信JBN】
Fullerton Healthは8日、アジア太平洋地域におけるCOVID-19と闘う取り組みで、シンガポールのLiveFullerモバイルアプリケーション・プラットフォーム(以下、「LiveFuller」)上にCOVID-19症状チェッカー・チャット機能を立ち上げたと発表した。独自の商用技術を使用して開発されたこのモバイルアプリケーションとその新機能は、アジア太平洋地域の人々が無料で利用できるようになり、現在の環境における一般的な安心と情報提供を目的としている。Fullerton Healthは、現在の困難な時期に公衆衛生部門の負担軽減をサポートする同社のリソースを利用できるようにすることで、政府や市民団体と緊密に連携して取り組むことに全面的にコミットしている。
今回のパンデミックの主な課題は、COVID-19に関連する信頼できる医療情報へのアクセスが欠如していることである。COVID-19とそれに関連する開発の情報とニュースが圧倒的に多いため、一般の人々が自分に関係する情報を見つけてそれに集中することを難しくしている。
Fullerton HealthのLiveFullerは、人工知能(AI)駆動のCOVID-19症状チェッカーと、ユーザーがCOVID-19関連の懸念についてFullerton Healthチームメンバーとやり取りを行うことができるアプリ内チャット機能を備えている。これらの機能は、地域全体の一般市民と医療従事者が、信頼できる情報と使いやすい機能を提供するプラットフォームを身近に備える目的で構築された。AI駆動の症状チェッカーはエラーを最小限に抑え、より迅速な意思決定を可能にする。ユーザーに次のステップに関するレコメンド事項を提供し、一般医療クリニックでの補助金付き医療やメンタルヘルス電話相談サービスなどの政府のリソースなど、医療や追加情報を求めることができる場所にユーザーを誘導する。医療従事者は、症状チェッカーをCOVID-19に関する患者の質問の管理に役立つ便利なツールとして活用することもできる。
LiveFuller COVID-19症状チェッカーは、現在の困難な時期にすべての人口層集団へのアクセスを向上させるように設計されている。シンガポールでデビューしたこの症状チェッカーは、英語、北京語、マレー語、タミル語の4つの公用語で提供されている。アプリ内チャット機能は英語と北京語の両方で機能し、ユーザーはメッセージまたは音声メモを通じてFullerton Healthチームメンバーとやり取りを行うことができる。
Fullerton Healthは、LiveFuller COVID-19症状チェッカーをアジア太平洋全域で無料で提供する意向である。このチェッカーはFullerton Healthの地域専門家との協議により、各国に関連するレコメンド事項を提供するようカスタマイズされ、特定の現地言語オプションを含むことになる。
LiveFuller COVID-19症状チェッカー・アプリ内チャット機能のシンガポール版が2020年5月8日にリリースされ、現在、オンライン(https://www.fullertonhealthtech.com/download-app )で直接ダウンロードでき、それと共にiOSユーザー向けのApp Storeからダウンロードもできる。チェッカーは各市場で発表されるため、ダウンロードリンクはFullerton Healthのそれぞれの国のウェブサイトでもシェアされる。
Fullerton Healthの共同創設者兼グループプレジデントであるデービッド・シン氏は「われわれは症状チェッカーとチャット機能の無料使用を一般に提供することで、同地域のCOVID-19に関する正確な最新情報へのアクセス欠如というギャップを埋めるよう努めている。すべての利害関係者がCOVID-19と闘うための協調した取り組みに参加しない限り、COVID-19は拡大し続けるため、アクセスへの障害はわれわれのコミュニティーにとって非常に多くの問題を引き起こすのだ」と語った。
シン氏は「多くが与えられた人には、多くが求められることになるとわれわれは固く信じている。Fullerton Healthは、アジア全域、続いて世界でのCOVID-19アウトブレーク以来、当社が活動するさまざまな市場でのCOVID-19対応への取り組みを支援するため、当社の地域的能力を結集してきた。自分たちの努力だけでは課題を克服するのに十分ではないことを認識しているが、当社は同じ考えを持つ組織や個人とともに、われわれのコミュニティーや国々が共同でこの世界的危機から回復し、立ちあがることができると確信している」と付言した。
Fullerton Healthのグループ最高イノベーション責任者であるジェフ・チェン氏は「テクノロジーの活用とサービスのデジタル化は、質の高い医療と信頼できる情報へのアクセスを効率的かつ効果的に改善するための鍵である。最近立ち上げられた機能により、一般向けのCOVID-19情報へのアクセスが容易になったが、当社はデジタルヘルス機能を引き続き追加、拡張し続け、すべての人をケアするための信頼でき便利なアクセスの提供を実現する」と語った。
▽Fullerton Healthについて
Fullerton Healthはアジア太平洋地域における大手統合医療システムである。2010年にシンガポールで設立された同社は現在、500を超える医療施設とアジア太平洋の9つの市場にまたがる医療プロバイダーの大規模なグローバルネットワークを通じてクライアントにサービスを提供している。Fullerton Healthの価値提案は、アジア太平洋地域のすべての人々に手頃な価格でアクセス可能なケアを提供するという目的に沿った、カスタマイズされた管理・助言機能を備えたヘルスケアサービス提供の統合である。Fullerton Healthに関する詳細な情報はhttp://www.fullertonhealth.com/ を参照。
▽LiveFullerについて
LiveFullerモバイルアプリケーションプラットフォームは、オンラインとオフラインのヘルスケア関連サービスを統合するウエルネスデバイスである。このプラットフォームは、時間を節約し、コストを管理し、医療記録を安全かつ効率的に管理することで、ヘルスケアジャーニー全体でユーザーを支援することに尽力している。LiveFullerは、同社のモバイルインターネットプラットフォームを通じてデジタルヘルスおよびウエルネス情報とサービスへのアクセスを提供することにより、アジア太平洋地域のすべてのユーザーに手頃な価格でアクセス可能なケアを提供している。
ソース:Fullerton Health