【台北(台湾)2020年5月8日PR Newswire=共同通信JBN】TWi Biotechnology(安成生物科技、TWiB)は、カナダ保健省からAC-1101ゲルの第1相臨床試験を実施するための臨床試験申請(CTA)の認可を受けたと発表した。AC-1101は白斑患者の治療薬となる可能性のある局所JAK(ヤヌスキナーゼ)阻害剤である。現在、米食品医薬品局(FDA)や欧州医薬品庁(EMA)の認可を受けた白斑治療用の医薬品はない。
AC-1101の第1相試験は、カナダの健康な成人ボランティアに対するAC-1101ゲルの反復局所適用から同経口参照商品の単回経口投与までのAC-1101の非盲検・固定順序法・2期間・比較生物学的利用能調査で、2020年末に完了する見込みである。
AC-1101は白斑を含む炎症性皮膚疾患の局所治療用転用商品である。この初の臨床試験の目的は、同社独自の局所商品の薬物動態と安全性を市販経口商品につなぐことである。第1相試験の結果はAC-1011を臨床試験から規制上の重要段階にわたる次の第2相投与への前進を支援するだろう。
▽AC-1101ゲルについて
AC-1101ゲルはFDA認可の経口JAK阻害剤の局所製剤である。アトピー性皮膚炎や白斑など広範な炎症性皮膚疾患の治療用に開発されている。
▽TWi Biotechnologyについて
TWi Biotechnology, Inc.は台湾を本拠とし、治療法がない医療ニーズ、とりわけ先天性免疫に伴う疾患のための新薬の開発を専門とする臨床段階のバイオ医薬品企業である。同社は技術導入と内部研究を通じて商品パイプラインを構築している。商品開発のパイプラインには、単純型表皮水疱症、EGFR(上皮成長因子受容体)阻害剤関連皮膚発疹、白斑の患者を治療する3種の薬剤候補が含まれている。
詳しい情報はウェブサイトhttps://www.twibiotech.com/website を参照。
ソース:TWi Biotechnology, Inc.