- 4つの部門で募集開始/成功実績のある事業や先進的なコンセプトを期待/総計3万ユーロの賞金
ベルリン
2020年5月5日
/PRNewswire/ -- ドイツエネルギー機構(The Deutsche Energie-Agentur、dena)は、企業のエネルギー消費量と排出量を削減し気候を改善するために、実際的な効果を持つ手法を募集しています。優秀なアイディアには、2020年エネルギー効率賞が授与されます。今回の募集は民間や公共機関を対象としています。事業やアイディアの応募はデジタル形式で、www.EnergyEfficiencyAward.deから2020年6月15日まで受け付けています。
エネルギー効率賞は、産業のエネルギー資源をより有効活用することで排出量を削減し、ひいてはエネルギー移行の促進へと繋げるべく企画されたものです。
エネルギー効率賞の賞金は合計3万ユーロに上り、ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)の資金提供を受けています。出資者は、連邦経済大臣のピーター・アルトマイヤー氏です。
募集されている4つの部門
ドイツ国内・国外から、その規模に関わらずあらゆる企業が応募することができます。各企業は、以下の4部門において、1つに限らず複数のアイディアを提出することができます。
大きな視点から考える!
複雑なエネルギー効率賞
これまで長い間、各企業が様々なレベルでエネルギー効率対策を行ってきており、数多くの施策が入り組んで存在していました。この部門では、こうした各施策を有効活用するための系統だった考え方や統合的な解決策が求められています。
クレバー(賢さ)からデジタルへ
エネルギー効率の幅広い対象
この部門では、 成熟した技術だけでなく、多額の投資を必要としないアイディアが求められています。またはソフトウェアやAIといったデジタル手法による最適化を、例えばエネルギー管理システムの一部として利用するなどといったアイディアも期待されています。
協同によってさらなる効率化を図る
各種エネルギーサービスを利用し、エネルギー移行を可能にする
大きな目標を持ったアイディアがあるものの、資金や資源が限られていて、専門的知識が足りないために前に進めなくなることがあります。そんな時、サービス提供業者を仲介することでプロジェクトを進めることができます。ここで言う仲介とは具体的には、システムの概念化、計画そして実行、または財務やシステムのコントロールや管理などといった形態があります。
二酸化炭素を排出しない企業へ
革新的なアイディアや新しい手法により地球に優しい経済を推進
エネルギー移行のためには、革新的なアイディアが必要とされています。エネルギー消費量や温室効果ガスの排出量削減に向けて新しい手法を模索し、セクターやシステムをまたいで(または統合的・包括的な視点から)のエネルギー移行に挑戦しようとする企業は、エネルギー効率オーディエンス賞にそのアイディアを応募することができます。応募の際には、当該産業の中でどんな具体的な方法でエネルギー効率を向上し排出量を削減することができるのか、完結的に述べられている必要があります。また、革新性や市場成熟度という面で審査員を唸らせるものでなければなりません。
提出された全てのエネルギー効率プロジェクトやコンセプトは、専門家からなる審査委員会で審査されます。審査基準は省エネ、気候保全への関連性、費用対効果、革新性と再現可能性です。ノミネートされたアイディアの一覧は、2020年10月の初めに公開されます。Denaによる授賞式は2020年11月に予定されています。
無料での応募、オンライン応募書類、よくあるご質問への回答、昨年までの受賞者に関する情報などは全てwww.EnergyEfficiencyAward.deに掲載されています。
プレスお問合せ先:
ドイツエネルギー機構(Deutsche Energie-Agentur GmbH, dena),
Tom Raulien,
Chausseestrasse 128 a, 10115 Berlin
電話: +49 (0)30-66-777-652;
ファックス: +49 (0)30-66-777-699;
電子メール: raulien@dena.de;
ウェブサイト: www.dena.de