【深セン(中国)2020年4月27日PR Newswire】IPRdailyがこのほど発表した2019 Global Banking Patents Rankings(Top 100)によると、世界をリードするデジタルバンク、WeBankは特許申請件数が632件と、2018年の5位から2019年はトップに躍進した。
WeBankが2019年に申請したすべての特許のうち80%は、ABCDテクノロジー(AI、Blockchain、Cloud Computing、Big Data)に関連したものだった。
AIに関してWeBankは、フェデレーテッドラーニング、新世代の人間とコンピューターの相互作用、AIマーケティング、AI資産管理の高度なテクノロジーを使用して、テクノロジー主導の金融エコシステムを構築している。同社のAI特許は、フェデレーテッドラーニング、NLP/Intelligent Speech、機械学習、広告/推奨テクノロジー、コンピュータービジョンなどをカバーしている。ブロックチェーンに関しては、WeBankはアルゴリズム、個人情報保護、クロスチェーン・テクノロジーなどの特許を備えたオープンソースコンソーシアムチェーン・インフラストラクチャー、ミドルウエア、ソリューションの完全なセットを有している。Blockの最新リポートによると、WeBankは2019年のブロックチェーン特許の申請件数が世界3位だった。また、トップ10の中で唯一の銀行だった。
特許申請件数の増加は、銀行業界のフィンテック機能の成長を示している。WeBankはこれらの機能を使用して厳重に保護された要塞を構築するのではなく、コラボレーティブなエコシステムでオープンソースのフィンテックをデベロッパーに提供する決意である。WeBankは2019年、世界中のデベロッパーと協力することを目標にしたオープンソースのフィンテック戦略を発表した。これまでに同社は、FATE(Federated AI Technology Enabler)、FISCO BCOS(FISCOオープンソース・タスクフォースチームと共同で構築されたコンソーシアム・チェーンプラットフォーム)、オープンソース・ビッグデータ・プラットフォーム・スイートのWeDataSphereなど、数十のオープンソースプロジェクトを成功させている。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20200424/2785835-1?lang=0
ソース:WeBank