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Bugworks社がグローバル投資シンジケートから750万米ドルを調達し、致死的なスーパー耐性菌に対する世界的課題に挑む

Bugworks Research Inc.
2020-04-23 11:30 6309

バンガロール インド, デラウェア州ウィルミントン アメリカ、, アデレード, オーストラリア

2020年4月23日

 

/PRNewswire/ --  新たな広域抗生物質を開発する世界的なバイオ医薬品スタートアップ企業、Bugworks Research Incは、日本の株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC) 、グローバル・ブレイン株式会社 (グローバル・ブレイン)  および南アフリカのAcquipharma Holdings等から750万米ドルの資金調達を完了したと発表しました。同社には3one4 Capital社も既に投資しており、これまでに1900万米ドルを調達しています。

この投資により、Bugworksは同社のGYROXシリーズの静注での候補薬の第I相試験を完了させ、経口でのリード化合物の臨床開発も進めることができるようになります。

Bugworksが開発する候補薬、二標的ギラーゼ₋トポイソメラーゼ阻害薬は、病院、コミュニティへの深刻な生物学的脅威を与える重大疾患の細菌感染を標的とした新規の広域抗生物質であり、2017年以降CARB-X社により支援されてきました。

「UTECは2018年にBugworks社のシリーズA資金調達にリードインベスターとして関わりました。当社は、抗菌剤耐性(AMR)が世界人類の課題の1つであると認識し、Bugworks社と日本のエコシステムとの連携を促進するために投資を行いました。Bugworks社の高い科学技術力、前臨床試験でのデータ、事業開発活動および人命救助に対する使命感に、心から感銘を受けるとともに、我々はいま自信をもってBugworks社に追加投資を行います」と、UTECの代表取締役社長兼マネージングパートナーの郷治友孝氏は述べています。

「COVID-19から分かるように、いまや感染症は人類存亡に関わる大変な脅威です。グローバル・ブレインでは、深刻な問題であるAMRはアンメット・メディカル・ニーズのある大きな課題と認識しています。当社は、Bugworks社に出資することで、AMRにおける高度に差別化されたソリューションの開発を加速できることを大変誇り思っています。インドはイノベーションと市場性の両面において重要な地域であるため、当社では、インドにおける投資活動を促進していきます」と、グローバル・ブレインでCEO兼ゼネラルパートナーの百合本安彦氏は述べています。

「今回の新たな資金調達は、当社のチームそしてAMRへの差別化された候補薬が認められたと考えています。つまり、スーパー耐性菌の感染を防ぐことによってパンデミックに備えるという当社の使命を、世界的に有名な投資会社に今回支持していただきました」と、Bugworks社CEOの Anand Anandkumar氏は述べています。

投資会社のプロフィール

UTECは東京を拠点とするアーリーステージのスタートアップへの投資を行うベンチャーキャピタルです。AUM(運用資産残高)は5億米ドル以上で、これまでに11社のIPOを成功させ、11件のM&Aを実現しました。UTECは、高度な科学技術力で世界人類課題の解決に挑むシード/アーリーステージの企業に投資を行っています。

グローバル・ブレインは、東京を拠点とするベンチャーキャピタルで、サンフランシスコ、ロンドン、ソウル、シンガポールおよびジャカルタにも事務所を設立しています。グローバル・ブレインの運用資産総額は15億米ドル以上に上り、シード/アーリーからプレIPOスタートアップまで200社以上の国内外のスタートアップに投資実績があり、うち、17社のIPOと48社がM&Aを実現しております。

Acquipharma Holdingsは、南アフリカを拠点とするライフサイエンス系の投資顧問ファンドで、2016年からBugworks社に投資しています。

Bugworks 社お問合せ先:

Leela Maitreyi
lmaitreyi@bugworksresearch.com

ロゴ: https://mma.prnewswire.com/media/1157251/Bugworks_Logo.jpg

ソース: Bugworks Research Inc.