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IONpathとブリストルマイヤーズスクイブが新たな論文をLaboratory Investigation誌に執筆

IONpath, Inc.
2020-04-01 14:30 2631

【メンロパーク(米カリフォルニア州)2020年4月1日PR Newswire=共同通信JBN】

*共同で腫瘍の微小環境の複雑さを探る

IONpath, Inc.は1日、ブリストルマイヤーズスクイブ(Bristol Myers Squibb)と共同で「Multiplexed Ion Beam Imaging (MIBI) for Characterization of the Tumor Microenvironment Across Tumor Types(様々な腫瘍タイプにまたがる腫瘍微小環境の特性評価のためのマルチプレックスイオンビーム画像化法(MIBI))」と題する論文(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2765288-1&h=3718393866&u=https%3A%2F%2Fwww.nature.com%2Farticles%2Fs41374-020-0417-4.epdf%3Fauthor_access_token%3DcwXGgzBsmiumdO6quHkYlNRgN0jAjWel9jnR3ZoTv0NlnopzdPSm7XpvXf8bJs2AadJmwkcf2THYmtjkZ_Td8rjA4Ypztz-0EprZWeM5BiG7lB1oDX1S3vt8kiBwWzhtqA1JV17fbHuHLYCWmdKQiQ%253D%253D&a=Multiplexed+Ion+Beam+Imaging+(MIBI)+for+Characterization+of+the+Tumor+Microenvironment+Across+Tumor+Types )をネイチャー(Nature)の専門誌「Laboratory Investigation」に執筆したと発表した。

Fig 1. Key cell types can be compared across tumor types. a. Within the CD45+ cell fraction, the frequency of T cell subsets, macrophages and other immune cells are shown in the stacked bar chart. b. Each FOV and the frequency of the cell type are clustered using euclidean distances and the Ward metric (to minimize inter-cluster variance). Each cell type is normalized using its z-score (mean = 0 and std = 1).
Fig 1. Key cell types can be compared across tumor types. a. Within the CD45+ cell fraction, the frequency of T cell subsets, macrophages and other immune cells are shown in the stacked bar chart. b. Each FOV and the frequency of the cell type are clustered using euclidean distances and the Ward metric (to minimize inter-cluster variance). Each cell type is normalized using its z-score (mean = 0 and std = 1).

単一の組織切片でいくつかの細胞タイプを一度に識別することにより腫瘍内に存在する全細胞を理解する能力は、利用可能な技術の制限を受けてきた。このたび著者らは、マルチプレックスイオンビーム画像化法(MIBI(TM))が、細胞表現型の識別をそれらの空間的相関関係の分析と合わせて提供することで、幅広い腫瘍タイプの特徴を詳しく説明できることを示した。このコラボレーションのために、ブリストルマイヤーズスクイブは50の腫瘍生検サンプルをIONpathに提供、サンプルはそこで別々の金属同位体で標識された15の抗体パネルで同時に染色された。腫瘍微小環境の極めて詳細なマッピングにより、サンプルを個々の細胞にセグメント化したマルチステッププロセスを通じて、免疫プロファイル(図1)と空間構成(図2)が得られた。

この情報は、問題のサンプルの特性を観察する練習用に収集された。しかし、細胞レベルでのこの新たなレベルの腫瘍マッピングの意味合いは、広範囲に及ぶ可能性がある。科学者や医薬品開発者は、免疫細胞とがん細胞の近接度を測定し、同じサンプル内で、潜在的医薬品ターゲットのタンパク質発現レベルや、免疫チェックポイントを標的とする治療法など特定の治療法に対する反応に関連するその他の変数を測定できるようになったからである。

病理学部長で論文執筆者の1人であるジェシカ・フィン博士は「IONpathの使命は、腫瘍の微小環境を細胞レベルまで特性評価することで、とりわけ免疫腫瘍学分野での医学的発見を支援することだ」と語った。フィン博士は「こうした細かく相互に関連する構造の分析は困難だが、特定のタイプのがんを治療するための戦いでは重要な作業だ」と付言した。

このIONpathの使命が現実世界の決定にどのように影響するかを示す例として、本研究は、PD-1およびPD-L1発現免疫細胞サブセットに加え、腫瘍や免疫細胞を含む様々な細胞サブセット間の距離を計算することが可能であることを実証した。この領域でさらに研究が進めば、免疫腫瘍学分野でより良い結果をサポートできるようになるかもしれない。

IONpathが、ウェブ対応のイメージングプラットフォーム、MIBItracker(TM)を通じてクライアントや共同作業者のデータ分析を可能にしている様子を体験してほしい。以下のリンクからMIBItracker(TM)にログインを。(through this link )

▽IONpath, Inc.とIONpath Research Servicesについて
IONpath, Inc.は、医薬品の発見を加速し、人の健康を増進するため、組織イメージングに革命を起こしている。同社のMIBIscope(TM)Systemは、スタンフォード大学で開発された、マルチプレックスイオンビーム画像化法(Multiplexed Ion Beam Imaging 、MIBI(TM))テクノロジーを利用しており、単一細胞に至るまで最大40のマーカーを同時に多重化することにより、組織イメージングに変革を起こすステップを提示している。大手研究機関、バイオテクノロジーおよび製薬会社が、高精度の多重イメージングデータが必要な免疫腫瘍学、免疫学、神経科学研究でMIBIscopeを使用している。IONpathは、MIBItracker(TM)で強化されたMIBIscope(TM)システムに加え、包括的なリサーチサービス部門を通じて学術、バイオテクノロジー、製薬パートナーの研究・開発イニシアチブを支援している。

詳細については、www.ionpath.com を参照。

(C)2020 IONpath, Inc.無断転載禁止。IONpath(R)は登録商標で、MIBI(TM)およびMIBIscope(TM)はIONpath INCの商標である。研究専用であり、診断用ではない。

▽IONpathメディア問い合わせ先
Terri Hnatyszyn
Marketing & Communications
Phone: +1 305-803-0824
Email: media@ionpath.com

Fig 2. Differences in the TME architecture: the spatial distribution of immune cells and tumor cells.
Fig 2. Differences in the TME architecture: the spatial distribution of immune cells and tumor cells.

 

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ソース: IONpath, Inc.
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