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カンボジアで発展する民主主義に関するAsian Vision Instituteの見解

The Asian Vision Institute
2020-03-24 07:00 12411

【プノンペン(カンボジア)2020年3月24日PR Newswire=共同通信JBN】民主化はすべての利害関係者の参加を要する過程である。20年以上にわたる自由民主主義を試みた後、カンボジアは平和と発展が育つ基盤が民主主義であることを認識し始めた。

内外の大変動にもかかわらず、カンボジアの民主主義は非常に回復力があることを示し、その民主的制度と価値を強化し続ければ、メコン地域の模範であることを証明するかもしれない。

これまでにいくつかの後退はあったが、カンボジアの民主化は良い方向に進化してきた。多様な綱領と方向性を持つ多数の政党、市民社会団体、労働組合、多数の報道機関を含むカンボジアの民主的環境は、地域の他の多くの諸国よりはるかに活気がある。

カンボジアはその憲法上の複数政党民主制を堅持し続ける。6回の総選挙と4回の地方選挙は高い投票率で実施された。多くの政党が長年にわたって参加してきた。1993年選挙には20党が登録、98年は39党、2003年は23党が届け出、08年は11党、13年は8党、18年は20党が参加した。5回目の地方選挙は2022年5月、7回目の総選挙は23年7月に実施が予定されている。

市民社会団体は重要な政治アクターである。5000以上の内外の非政府組織(NGO)が人権と民主主義から気候変動、地域開発まで広範な問題で活発に活動してきた。4000以上の労働組合が労働者の利益を守るために積極的に活動している。

カンボジアの民主的空間は公共圏拡散に並行して拡大している。伝統的・非伝統的メディアは政治議論に顕著に貢献し、政府権力の抑制に役立ち、政治指導者に選挙民に対する説明責任を取らせてきた。中流層は民主的変革の新たな原動力であり、有識者は民主主義と良い統治の議論を形成している。Asian Vision Institute(AVI)はこれらの活発な勢力がカンボジアを進歩させ続けると信じる。進路には障害もあるが、抑制と均衡は向上し続ける。

政治不信はすべての国に影響する状況である。AVIは政党に党内外の有益な対話に携わるよう勧める。彼らは批判を受け入れ、違いを許容し、対立する考え方を認めることを学ばなければならない。健全な民主主義文化はこれにかかっている。政治・社会的亀裂は民主主義への脅威である。メディアは社会・政治的緊張を緩和するために、全政党の見解を公表する道徳的責任がある。

今の世代の政党指導者らは信頼の基盤を築いて強化しなければならない。和解と国民の一体感はそれに基づいて成長する。AVIはあらゆる立場の人々がプロセスに積極的かつ建設的に参加すれば、民主主義は繁栄すると信じる。

いわゆるエリートと草の根の溝を埋めることが民主主義を守り、強固にするために不可欠である。若い民主国としてカンボジアの未来は前途有望である。われわれは民主的統治を受け入れ、民主社会の市民としての役割と義務に関して国民を継続的に教育しなければならない。あらゆる人々が貢献しなければならない。希望、思いやり、信頼が山を動かすだろう。

Asian Vision Institute(AVI)( https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2752342-1&h=448907124&u=https%3A%2F%2Fwww.asianvision.org%2F&a=https%3A%2F%2Fwww.asianvision.org%2F )はカンボジアンの独立したシンクタンクである。

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ソース: The Asian Vision Institute
キーワード: 出版/情報サービス