【保定(中国)2020年3月13日PR Newswire=共同通信JBN】先月に海外から100メガワット(MW)強を受注したYingli Green Energy Holding Company Limited(「Yingli」、OTC Pink: YGEHY)はこのほど、河北省張家口市にあるNational Renewable Energy Demonstration Zone(国家再生可能エネルギー・デモンストレーションゾーン)のZhangbei Internet Plus Smart Energy Demonstration Project(張北インターネット+スマートエネルギー・デモンストレーション・プロジェクト)用に260MWの高効率ソーラーパネルを納入する国有企業との契約に調印した。これによって債務再編を進めるYingliへの顧客の信頼感が徐々に回復していることが改めて示された。
Yingliの債務再編は2019年に実施段階に入ってから目覚ましく前進した。債権者や政府、裁判所などすべての利害関係者に再建計画が承認され、いくつかの詳細な作業手順が導入された。すべての関係先が法的手続きの進行に努力した。法的手続きの枠内で同社は、通常の操業を維持するため法律に従って裁判所や管理者と協力する。債務再編の原則は、債権者の権利の最大限保護と、市場経済化と法規範に基づく同社の長期持続的発展の促進である。再建計画の主要な中身には、中国主要子会社の金融負債の大部分を子会社の支配的株式持ち分に転換すること、金融債務と未払い債務の一部の全面的で秩序立った完済、債権者の利益を守るため同社の土地使用権の処分によって地方政府の制度から資金を調達することが含まれる。さらに同社と再編作業グループは、Yingliの債務再編への参加に強い関心を示して資産査定などの予備作業を済ましたいくつかの可能性のある産業投資家と緊密な接触もしている。
再建される新しいYingliは、債務比率が業界の最適水準に低下すると予想され、キャッシュフローも大いに改善し、健全な成長に復帰するだろう。新Yingliは研究開発や製造の向上を続ける。適切な規模を維持しつつ同社は、すべてのパートナーとの協力を広げ、技術改善を促進し、製品競争力を高めることで、高質な発展を堅持する。事業モデルの革新や利益率の改善、市場開拓の促進も続けていく。
ソース:Yingli Green Energy Holding Company Limited