【蘇州(中国)2020年3月11日PR Newswire=共同通信JBN】Hengtong Rockley Technology Co. Ltd.は、次世代データセンターネットワーク向けにシリコンフォトニクス技術をベースとする400G QSFP-DD DR4光モジュールのリリースを発表した。Hengtong Rockleyは、2020年3月10日から3月12日まで米カリフォルニア州サンディエゴで開催されるOFC展示会でライブデモを行う。新しい400G QSFP-DDモジュールは、Hengtong Rockleyが発表した初の400Gシリコンフォトニクス光モジュール製品だ。DR4光モジュールは、低コストで低消費電力の光接続ソリューションとして、スイッチ間接続向けのクラウド規模の次世代データセンターネットワークで使用される。400Gトランシーバーの展開により、データセンターネットワークは、100Gを使用する既存の展開と比べ、ネットワーク速度を4倍に向上できる。
Hengtong Rockleyの400G QSFP-DD DR4モジュールは、業界最先端の7nm DSPチップを使用している。トランシーバーの主要な構成要素である光チップセットはRockley Photonics, Ltd. が製造している。同社もHengtong Rockley 400G DR4トランシーバーで使用されるシリコンフォトニクスTXおよびRX PICチップセットを、OFCのブースでライブデモする。Rockleyのシリコンフォトニクス技術は、光学サブアセンブリーの必要性を大幅に削減するために、パッシブおよびアクティブ光学コンポーネントを統合するだけでなく、ファイバー結合を容易にする特別な設計を導入している。光源とファイバーアレイ向けに自動化されたパッシブ・アライメントプロセスにより、光モジュールの製造プロセスが簡素化され、大量生産に適したものになった。
Hengtong Rockley Technology Co., Ltd.は、中国のHengtong Optic-Electric Co., Ltd.と英国のRockley Photonics Limitedが設立した合弁会社だ。Hengtong Rockleyは、ハイエンドの光モジュールを設計および製造している。また、光モジュールの設計と製造の競争力を向上させるため、シリコンフォトニクス・チップの設計とその統合、パッケージング、試験にも取り組んでいる。
ソース:Hengtong Rockley Technology Co., Ltd.