【サンディエゴ、東京、ウェッテレン(ベルギー)2020年3月10日PR Newswire=共同通信JBN】バイオ医薬品受託開発・製造サービスの大手事業者Ajinomoto Bio-Pharma Services(以下「Aji Bio-Pharma」)は10日、同社経営陣に業界の動向に関する知見や高度な助言を与える外部諮問委員会(EAB)の設置を発表した。
Aji Bio-Pharmaのデービッド・エンロー社長兼最高経営責任者(CEO)は「当社の外部諮問委員会にバイオ医薬品製造業界指導者らのこのような多様なチームを誘致できて光栄だ。EABの深い専門知識と経験は、当社が顧客のより幅広いパートナーになるために成長し続けるのに大いに役立つだろう。この委員会の設置は、顧客と従業員の最も重要で信頼される革新的なパートナーになるというビジョンステートメントの実現に向けた重要な一歩である」と語った。
外部諮問委員会の経験豊富な委員は次の通り:
マグダ・マルケ(Magda Marquet)博士は革新的な医療企業を創業・成長させる初期段階投資企業ALMA Life Sciences, LLCの共同創業者兼共同CEO。ALMA Life Sciencesの始動前は、Althea Technologiesを共同で創設し、高収益の受託製造機関(CMO)になるまで率いて、最終的に同社を味の素に成功裏に売却した。不安とうつ病の世界的な薬理ゲノミクス検査をする商業段階の精密医療企業AltheaDxも共同創設した。マルケ博士はVicalやAmylin Pharmaceuticalsなどの企業で商品・医薬品開発の複数の役職を務めた。フランスのトゥールーズ大学INSAの生化学工学博士号を持つ。
ジム・ミラー(Jim Miller)氏は製造戦略のアドバイザーでバイオ医薬品受託製造・開発産業の傑出した権威である。業界の重要な市場戦略情報源であるPharmSourceの創業者で元社長。大半の主要CMO(最高マーケティング責任者)に事業戦略、大型資本投資の決定、買収について助言し、未公開株投資会社による注目される買収案件のデューディリジェンス・チームに加わった。ボストンコンサルティンググループの企業戦略コンサルタント、世界銀行のエコノミストでもあった。スタンフォード大学経営大学院の経営学修士(MBA)号を持つ。
ボブ・カヌガ(Bob Kanuga)氏はワクチン、バイオテクノロジー製造、国際調達、受託製造、ライセンシング、合併・買収、戦略開発で実証済みの経歴を持つ経験豊富な医薬品業界指導者である。メルクで30年間勤務し、最近は国際サプライ事業開発担当副社長を務めた。有能な営業・製造のプロとして業界内でよく知られ、リーハイ大学のマーケティング専攻でMBA、生産工学の理学士(BS)号を持つ。
ジョゼフ・コレルオリ(Joseph Colleluori)氏は経験豊富な医薬品・化学工業経営者である。2003年にLonza Inc.に入社、現在のLonza Pharma & Biotechの基盤となった低分子とバイオ医薬品の商業組織の活動とビジネスを成功裏に一体化した。その後、企業戦略、合併・買収、リスク管理担当の上級副社長を務め、資本投資委員会委員となった。最近は欧州・中東・アフリカ地域担当バイオ医薬品販売・事業開発の責任者だった。業界での30年以上で、100億ドルを上回る30件余りの買収・売却を完了させた。ニューヨークのバード大学で有機化学の学士号、ニューハンプシャー大学、ニューヨーク大学Executive Business Training、ペンシルベニア大学ウォートン校で有機化学の理学修士(MA)号を取得。
▽Ajinomoto Bio-Pharma Servicesについて
Ajinomoto Bio-Pharma Servicesは、ベルギー、米国、日本、インドに拠点のある完全一体型の開発・製造受託会社で、低分子、高分子原薬と中間体の包括的開発、cGMP製造、無菌充填・包装サービスを提供している。Ajinomoto Bio-Pharma Servicesは、CoryneX(R)タンパク質発現技術、オリゴヌクレオチド合成、複合抗体医薬(ADC)、高力価原薬(HPAPI)、生物触媒、連続フロー生産など、前臨床やパイロットプログラムから商業的量産用まで、幅広い革新的なプラットフォームと機能を提供する。Ajinomoto Bio-Pharma Servicesは、顧客のニーズに合った高レベルの品質とサービスを提供することに全力を尽くしている。詳細は、www.AjiBio-Pharma.com を参照。
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