【サンパウロ2020年3月2日PR Newswire=共同通信JBN】ゲーム業界の2人のベテランが、LATAM(中南米およびメキシコ)でゲームをマネタイズする新しいソリューションを発表した。それはラテンアメリカの1億5800万人のゲーマー層にリーチすることに関心のある世界の企業向けサービスである。この優れたパッケージは即時決済とマーケティングサービスを一体化したものだ。
2012年、クリスチャン・リベイロとフェルナンダ・ドミンゲスの両氏はValve L.L.C.のプラットフォームであるSteamで、ゲーム・マネタイズをLATAMで実施するため共に働いた。そのソリューションにより、Steamのゲームはブラジル通貨のレアルで購入することが可能になった。
2020年、彼らはゲームプラットフォームの新しいデジタル配信により発生したニーズに応えるため、再びパートナーシップを組んだ。
Levpayのクリスチャン・リベイロ最高経営責任者(CEO)は「銀行決済の伝票(Boleto)はブラジル市場の特異性の1つだ。こうした種類の決済があるのはブラジルだけだ。われわれは数分でそれを補うことができる。ゲーマーはプレーするのを1日待つことを嫌うので、これは彼らにとって非常に重要なことである」と述べた。
LATAMにおけるゲーム公開に23年間従事したFD Comunicacaoのフェルナンダ・ドミンゲスCEOは「市場を研究した結果、バトルロイヤルのゲームがあふれて各パブリッシャーが独自の配信プラットフォームを構築する現状では、決済手段だけの提供では不十分であり、効率的なコミュニケーションが重要であるとの結論にわれわれは達した」と付け加えた。
▽LATAMでのゲーム・マネタイズのニーズに応えるソリューション
ニーズに応えるため、彼らはゲーマーと直接話すマーケティング活動によって強化されたゲーム・マネタイズのサービスをLATAMで立ち上げる。
この優れたパッケージサービスは即時標準的決済手段(Bank Payment Slip Express、Deposit Express、クレジットカード)、そしてマーケティング活動(パブリックリレーションズ、ソーシャルメディア管理、インフルエンサー、ペイドメディア、イベントとのキャンペーン)などを備えている。
▽起業家
リベイロCEOは生来の起業家である。2004年にBoacompraを創立した同CEOは現在36歳で、15年にわたりゲーム市場に従事している。すべては彼がティーンエージャーだったときに始まった。彼はゲームをプレーしたかったが、国際的なクレジットカードを持っておらず、ゲームを購入することができなかった。そのため、ブラジル社会のニーズにぴったりの決済ソリューションを提供するため、彼はバックパックを背負ってドイツのGamescomに行った。
彼の新会社であるLevpayは2017年に創立され、ラテンアメリカの大手決済窓口と提携、複数の分野からの企業が参加している。
▽問い合わせ先: Christian Ribeiro, christian@levpay.com
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