【ナシュア(米ニューハンプシャー州)2020年3月2日PR Newswire=共同通信JBN】
*データセンター・オートメーションビジョンは、ネットワークの展開コストを削減し、その開発と展開ライフサイクルを加速する
米国を本拠とする有力なOpenRAN企業のParallel Wireless, Inc.は2日、同社が数百のプログラマブル仮想化4G OpenRANサイトを展開し、2019年5月創業の新企業で、Telefonica、Facebook、IDB Invest、CAF banksが所有するInternet para Todos Peru(IpT Peru)を通じて中南米でモバイルブロードバンドを提供したと発表した。IpT Peruは、ペルーの遠隔地のユーザーにインターネット接続を提供することを目的にしている。従来、大きな投資および運用コスト、低密度展開の展開複雑性は、MNOがこれらの地域にカバレッジを提供することの障害になってきた。さらに技術的進歩は、少ない人口の地域で効果的な小規模ソリューションを開発するよりも都市部の容量拡大に重点を置いてきた。
現在、IpT PeruはParallel Wirelessの完全仮想化および自動化OpenRANアーキテクチャーを使用して、ペルーで数百の新規サイトを展開している。
テクノロジーは通信会社アクセスネットワークの展開および管理により大きな柔軟性とアジリティーをもたらしている。Parallel Wireless OpenRAN Controllerは、さまざまなRANエレメントおよび多様なベンダーの相互運用可能なコンポーネントのマルチベンダーかつマルチオペレーターのオープンエコシステムを生み出している。すべての新しい無線ユニットは、ソフトウエアで自己設定され、手作業の介入の必要性を軽減する。自己最適化能力は、あらゆるRANタイプ(マクロおよびスモールセル)から利用可能なRANデータを活用して、IpT PeruのネットワークにあるさまざまなRANで最適化を自動化する。これはオープンビジネスモデルを生み出し、MNOが地方カバレッジを重視する地元企業と提携し、接続されていない人々・地域および運用上の容易さのロングテールをターゲットにするビジネスケースに適したリーンコスト構造を実現する。
しかし、オープン性および仮想化は、オペレーターにとって価値を獲得し、新しい問題を生じさせないように管理されなければならない複雑性のレベルの増大も伴う。この目標を掲げるIpT Peruとともに、TelefonicaとParallel Wirelessは、継続的インテグレーションおよび継続的デリバリー(CI/CD)を必要とするデータセンターの原則に基づいて構築された運用モデルを定義し、実装して、新しい機能性をかつてなく迅速かつ安全に、容易で自動化された方法で提供することを加速することを支援してきた。このアプローチは、新しい運用モデルを構築しIpT PeruのOPEXを軽減することに寄与し、極めて速い製品ライフサイクルを管理し、カバレッジおよび容量シナリオのための新しいアプリケーション開発をスピードアップすることを可能にした。
Telefonicaが考案し、Parallel Wireless 4G OpenRAN Controllerおよびネットワークソフトウエア・スイートの認定に活用された予見的かつ自動化されたCI/CDベースのアプローチは、従来の受動的な最適化アプローチとは大きく異なり、新しいソフトウエア機能とユーザー体験の製品化までの時間を向上させる。
▽賛辞
IpTのレナン・ルイス最高技術責任者(CTO)は「われわれはParallel Wireless OpenRANを選択し、中南米および5Gへの準備のために、ハードウエアとソフトウエア、RANとコア仮想化、リアルタイムSON搭載のネットワークオートメーションの分離を通じてネットワーク展開コストを軽減することに役立った。Telefonicaは他に先駆けて、クラウドネイティブアーキテクチャーおよびCI/CDモデルを採用した。Parallel Wirelessのソフトウエアで実現された継続的デリバリーおよび展開によって、われわれはネットワーク展開を自動化し、最新の機能を当社のネットワークで提供することを容易かつプッシュボタン操作で可能にしている。これによって、われわれはソフトウエアスピードで顧客に新しい能力を提供することが可能になった」と語った。
Parallel Wirelessのスティーブ・パパ創設者兼最高経営責任者(CEO)は「革新的な通信プロバイダーの1つであるTelefonicaは、ソフトウエア、仮想化、オープン性が備える真の可能性を理解している。われわれは中南米でのこれらの展開に採用され、CI/CDベースの運用モデルを実現することによって、『開発』と『運用』グループ間のより良いコミュニケーションおよびコラボレーションを通じてエンドユーザーおよび企業に上質な無線サービスを提供できることを誇りに思う。最終目標は、世界のMNOが莫大な資本投資をしたり、レガシーネットワーク展開に伴う現行のメインテナンスコストを負担したりすることなく、素早くソフトウエアを開発し、リリースすることに役立つことである。これは、MNOがCI/CDモデルに基づき完全仮想化した通信企業になり、展開を自動化し、OPEXを節約し、新しいサービスをより迅速に提供することにつながる」と語った。
▽Parallel Wirelessについて
Parallel Wirelessは、業界唯一の統合型ALL G(2G/3G/4G/5G)ソフトウエアベース・ソリューションを使用して、世界のレガシーベンダーに課題を投げ掛けている唯一の米国企業である。同社のクラウドネイティブのネットワークソフトウエアは、カバレッジと容量の両方の展開において、グローバルなモバイル通信オペレーターのネットワーク経済性を再定義する一方、5Gへの道を切り開く。同社は世界の60社以上の主要オペレーターと提携している。マルチテクノロジーのオープンな仮想化RANソリューションにおけるParallel Wirelessのイノベーションとエクセレンスは70以上の業界賞によって高く評価されてきた。詳細はウェブサイトwww.parallelwireless.com を参照。LinkedIn(LinkedIn )とTwitter(Twitter )でParallel Wirelessのフォローを。
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▽問い合わせ先
Eugina Jordan
VP, Marketing, Parallel Wireless
978-660-8659