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Parallel WirelessとRobin.ioが提携を拡大

MWC
2020-02-10 21:00 16998

 

【ナシュア(米ニューハンプシャー州)2020年2月10日PR Newswire=共同通信JBN】

*従来のRANをウェブスケールのエンドツーエンド・オーケストレーションおよびオートメーションに変革する

*オートメーションで駆動されるエンドツーエンド・オーケストレーションおよび分析は4G/5G展開および無線ネットワークのメインテナンスのコストを軽減する

All G OpenRANのリーダーであるParallel Wirelessと、アプリケーション・オートメーションプラットフォーム企業のRobin.ioは10日、両社の2018年パートナーシップ(2018 partnership )を拡大し、世界のモバイルネットワークオペレーター(MNO)が2G、3G、4G、5GのRANにおける異機種エンベデッドシステム環境に、ウェブスケール・データセンターのオートメーションの恩恵をもたらすことを支援すると発表した。

MNOは長い間、複雑なVNFおよびCNFスイートのインスタントプロビジョニング、自己最適化、自己修復、高速リカバリーを提供するデータセンター・オートメーションの保証を要望してきた。しかし、RANでデータセンターテクノロジーを使用することで、MNOが解決しなければならない多様な形態の運用上の複雑性が生じているのが現実である。

コンテナーおよび仮想化ワークロードマネジメントなど、Robin.ioの業界トップのオートメーションおよびライフサイクルマネジメントプラットフォームで補完されたParallel Wirelessの先駆的なクラウドネイティブAll G OpenRANアプローチを結集することで、RANの仮想化の待望の保証が現実化される。

RANはこれまでエンベデッドシステム思考によって支配されてきたが、これに代わって、ウェブスケール/クラウド・データセンターへの莫大な投資をRANに行うことが共通のビジョンになった。より多くのデータセンターサーバーがRANに採用されることで、MNOは最終的には複数のプラットフォームを管理するのではなく、タワーのRRH、エッジのリアルタイム・ベースバンド、データセンターないしはオンプレミス・エンタープライズ5Gサービスデバイスのコアサービスの全デバイスをカバーする単一のオーケストレーションプラットフォームを必要としている。Robinプラットフォームは、幅広い異機種の「ロングテール」プロビジョニング、スライシング、最適化、修復、スケーリング(イン、アウト)、回復シナリオのオートメーションを推進する分析を独自に可能にし、この単一プラットフォームの表示で提供する。最後に、オペレーターは好みの仮想化ないしはコンテナープラットフォームを手に入れ、RobinはVMWare、Kubernetes、AWS、OpenStack、Whitestackのいずれでも相互運用できるように設計されている。

Parallel Wirelessのスティーブ・パパ最高経営責任者(CEO)は「われわれが2018年にネットワークのビッグデータ問題を自動化するために提携したときは、RANでのV/CNF使用は初期の段階だった。その2年後、RANはクラウドネイティブ・デザインパターンを使って全面的にソフトウエア定義され、実装されることが世界のOpenRAN活動で明確になった。オペレーターはこれらの異機種リソースのエンドツーエンド・スライシングを提供できるプラットフォームも必要としている。Robin.ioだけがこのビジョンを実現できる」と語った。

Robin.ioのジェフ・グラハムCEOは「モバイルオペレーターは、5Gネットワークとネットワーク機能の展開およびライフサイクルを管理するオートメーションが不可欠であることにすぐ気付いた。大規模にスケーラブルなクラウドネイティブ・オートメーションなしでは、これらのネットワークを稼働させるコストと複雑性は直ちに受け入れ不可能となる。Parallel Wirelessと提携することで、Robin.ioは改良かつ実証されたアプリケーショントポロジーおよびインフラストラクチャートポロジーを認識したテクノロジーを通じて、このオートメーションを提供している」と語った。

2020年を通して、Parallel Wirelessはサービスをダイナミックに統合しオートメーション化されたDevOPs対応のコンプレックス向けのUnified OpenRAN ControllerソフトウエアおよびUnified Edge Coreソフトウエアの最適化されたリリースをRobin.ioに導入する。ネットワークのエッジで提供されるEdge Coreのハイスループット4G、5G、Wi-Fiサービスは、RANの一部として容易に管理される。今回のパートナーシップは、ハイブリッドMNOエンタープライズ・ソリューションを含むエンタープライズ/プライベート4G/5Gのシームレスな展開を可能にする。

この共同ソリューションのデモンストレーションは、バルセロナで2月24日から27日まで開催されるMWCで、Hall 5、Stand 5i5のParallel WirelessスタンドおよびAtrium CC1のAWSビレッジで行われる。

▽Parallel Wirelessについて
Parallel Wirelessは、業界唯一の統合型All-G(2G/3G/4G/5G)ソフトウエア対応ソリューションを使用して、世界のレガシーベンダーに課題を投げ掛けている唯一の米国企業である。同社のクラウドネイティブのネットワークソフトウエアは、カバレッジと容量の両方の展開において、グローバルなモバイル通信オペレーターのネットワーク経済性を再定義する一方、5Gへの道を切り開く。同社は世界の50社以上の主要オペレーターと提携している。マルチテクノロジーのオープンな仮想化RANソリューションにおけるParallel Wirelessのイノベーションとエクセレンスは65以上の業界賞によって高く評価されてきた。詳細はウェブサイトwww.parallelwireless.com を参照。LinkedInTwitterでParallel Wirelessのフォローを。

▽Robin.ioについて
Robin.ioは、エンタープライズが複雑なアプリケーションパイプラインをサービスとして提供することを可能にするアプリケーションオートメーションプラットフォームを提供する。業界標準のKubernetesに基づいて構築されたRobinプラットフォームは、開発者およびプラットフォームエンジニアがビッグデータ、NoSQL、5Gを含むデータ中心、ネットワーク中心のアプリケーションを、基礎となるインフラストラクチャーリソースと関係なく迅速展開することを可能にする。RobinプラットフォームはBNP Paribas、Palo Alto Networks、SAP、Sabre、USAAを含む企業によって世界中で使用されている。Robin.ioはカリフォルニア州シリコンバレーに本社を置いている。詳細はウェブサイトwww.robin.io 、Twitterの@robin4K8S を参照。

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ソース: Parallel Wireless