【ニューヨーク2020年2月8日PR Newswire=共同通信JBN】Hinesは、シンガポールを本拠とするPontiac Land GroupおよびGoldman Sachs Investment Groupと共同で8日、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の上にそびえる待望の高さ1050フィートのコンドミニアムタワー「53 West 53」(ウエスト53丁目53番)の最終入居手続きが始まり、住民が現在このビルに住み始めたと発表した。
プリツカー賞を受賞したフランス人建築家ジャン・ヌーベル(Jean Nouvel)氏が設計し、ティエリー・デスポン(Thierry Despont)氏によるインテリアアーキテクチャー(内装)を備えた53 West 53には、サイズが1ベッドルームから4ベッドルームまでの住宅計145戸があり、フルフロアの住宅や専用エレベーター付きのデュプレックス・ペントハウスも含まれている。ビルの先細型の設計とダイアグリッド(斜め格子)構造として知られるヌーベル氏の特徴的な露出構造システムは、各住居のレイアウトがユニークであることを意味している。現在リストアップされている住宅は、1ベッドルームの350万ドルから4ベッドルームのデュプレックス・ペントハウスの6382万ドルまで。
Hinesのデービッド・ペニック・マネジングディレクターは「入居者と将来の購入者は、マンハッタンでのラグジュアリーな生活の水準を真に高めた建築上の傑作に住むというユニークな機会をいまや手に入れることになる」と述べた。
ティエリー・デスポン氏の特注設計のキッチンには、バックライト付きで半透明の彫像用クラシック大理石のバックラッシュと、Molteni & Cがイタリアで製作した磨きこんだニッケルの細部装飾が施された背面塗装の白いガラスの高級キャビネットが備え付けられている。磨かれた彫像用大理石のカウンタートップと縁が面取りされた調理台は、完璧に組み合わされたSub-Zeroの冷蔵庫とMieleのオーブンおよび薄型のレンジ台を補完し、完璧なものにしている。53 West 53の各レジデンス(住宅)にはすべて、このタワーの独特のシルエットに触発され、E.R. Butler & Co.により製造された特注設計のブロンズ製ハードウエア(金物)を備えたエレガントな細工を施された家具グレードのクルミ材のドアが備え付けられている。住宅には三重ガラス張りの床から天井までの窓が付いており、外部の騒音と温度変化を最小限に抑え、音響プライバシーを提供する。
53 West 53は、MoMAの建築的に名高い都市キャンパスに統合されているというユニークな特徴を有している。現在3つの新しいギャラリー階がビルの基礎部分にオープンしており、それぞれが美術館の既存の展示スペースからアクセスでき、接続されている。居住者は、MoMAの譲渡証書付き会員権を取得しており、これには美術館のアイコニックなSculpture Garden(彫刻庭園)で私的なイベントを開催するというビルの使用可能性の権利が含まれている。
53 West 53では、完璧にキュレートされたアメニティー、スタッフ、およびサービスが生活体験を向上させる。The Wright Fitが運営するWellness Center(ウェルネスセンター)には、65フィートの往復プール、例水浴プール、著名なフランスの植物学者パトリック・ブラン氏が設計したホットタブ、およびレギュレーションスカッシュコートがある。46階と47階には見晴らしの良い吹き抜けのラウンジと、セントラルパークを見下ろす私的なフォーマルダイニングルームがある。居住者はまた、ビル内のレストランから家庭内でのプライベートなダイニングホームサービスを楽しめる。その他の設備としては、図書室、ワインを試飲するための吹き抜けのオノロジー(ワイン学)スイート、ワイン購入が可能な温度管理のワイン貯蔵庫、プライベートな映写室、子供の遊戯室、購入可能なプライベート貯蔵庫などがある。ビル内のスタッフが24時間配置されたロビーは、オーク、大理石、アラバスター、ブロンズおよび金箔の色調でデザインされ、53丁目と54丁目の双方に専用入口が付けられている。
詳細情報や個人的アポイントメントを予約するには、Corcoran Sunshine Marketing Group (電話 212.688.5300)に連絡するか、www.53W53.com を参照。
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Philip Ramirez
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