【ダボス(スイス)2020年1月24日PR Newswire=共同通信JBN】中国の乳業大手Inner Mongolia Yili Industrial Groupはダボスで22日、世界の健康産業のリーダーと協力し、健康と持続可能開発を促進するための世界的健康生態圏に関するイニシアチブを開始した。
Yili Groupのパン・ガン会長兼社長は世界経済フォーラム(WEF)で、Indonesian Investment Coordinating Board(インドネシア投資調整理事会)の代表、Deloitte Global Boardのシャロン・ソーン会長、HSBC Global Commercial Bankingのバリー・オバーン最高経営責任者(CEO)、HSBC Chinaのリャオ・イージャン社長、アリババグループのチャン・ヨン会長兼CEOなどの著名な出席者と会談、交流した。
イニシアチブの発表はYiliが開催した「Yili Healthy Soiree」で行われ、現在開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次会議のさなかに、多くの産業リーダー、専門家、企業家を集めて生態圏経済の発展について議論した。
Yiliはこのイニシアチブの下で、グローバルな健康生態圏産業チェーンに関与するすべてのパートナーに、健康的な生活・労働方法を提唱し、労働に健康と持続可能開発の概念を導入し、全世界にウィンウィンの協力による健康開発の成果を共有させるよう呼び掛けている。参加している主要講演者は、世界自然保護基金(WWF)のジョン・カンパリ食生活グローバルリーダー、Firmenich Chinaのポール・アンダーソン社長、Chr. Hansenのマーク・ウィルソン取締役、デュポンのエイミー・バイリック食品&飲料グローバル事業部門プレジデント、GEA Groupのイリア・アプルコビッチ執行副社長、平昌冬季五輪銀メダリストのリュー・ジアユ氏、中国のメディアインフルエンサーのチン・シュオ氏、栄養専門家のゲリット・スミット氏らである。
Yiliのパン・ガン会長はフォーラムで、「Ecosphere economy(生態圏経済)」は将来、世界経済の重要な発展パターンとなるだろうと述べ、Yiliは革新的アイデアとウィンウィンの方法で常にオープンで包摂的な姿勢を取り、「Global Health Ecosphere(世界的健康生態圏)」を構築し、グローバル健康業界でより包括的で深い協力を促進してきた、と指摘した。
食品加工・包装ソリューションの大手プロバイダーであるテトラパックのアドルフォ・オリベ社長兼CEOは「Yili Groupは世界的健康生態圏構築を使命として、業界の主導的地位を再確立し、より健康な世界に向けたグローバルな思考を形成してきた」と語った。
世界中の乳製品消費者に安全で健康的で栄養価の高い製品を提供することでYiliと長年にわたり提携してきたカーギルのデービッド・マクレナン会長兼CEOは「カーギルがここでそれを目の当たりにし、Yiliとともに健康と持続可能性をさらに促進することができることに非常に満足している」と語った。
植物ベースの成分と新しい植物性タンパク質で世界をリードするRoquette Frèresのエドワール・ロケット会長は、健康的で栄養価の高い持続可能な製品をグローバルに提供するための努力が必要であると述べ、健康産業の発展にYiliと協力する用意のあることを表明した。
Yiliとダボスは2017年以来協力してきた。YiliはWEFと戦略的パートナーシップを結ぶ中国初の健康食品企業である。
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ソース:Inner Mongolia Yili Industrial Group
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