【上海2020年1月22日PR Newswire=共同通信JBN】Ries Strategy Positioning Consultingは21日、中国部門の会長、サイモン・チャン(Simon Zhang)氏がグローバル最高経営責任者(CEO)に指名されたと発表した。今回の指名は、Ries Strategy Positioning Consultingが多くの市場で主導的な立場を確固たるものとし、世界的なネットワークコラボレーションを強め、企業が世界的なブランドをしっかりと確立するのを支援していく。
サイモン・チャン氏は、上海で最近開かれたRiesの世界パートナー会議で正式にグローバルCEOに指名された。この会議では、中国企業が世界的な競争を乗り切るのを支援することに焦点が当てられ、北米、南米、欧州、中東、それにアジアからのパートナーが参加した。会議ではまた、Riesグローバル指導チームが立ち上げられた。チームは、グローバル共同会長のアル・ライズとローラ・ライズ、グローバルCEOのサイモン・チャン、欧州を拠点にするグローバルパートナーのマイケル・ブラントナーの各氏をメンバーとする。
Riesは1963年、米国のマーケティング分野で最も影響力のある概念として称賛されるポジショニング理論を初めて提唱したアル・ライズ氏によって米国で設立された。アル・ライズ氏は2007年、ピーター・ドラッカー、ウォーレン・バフェット、ジャック・ウェルチ、スティーブ・ジョブズの各氏とともに「ビジネス教祖トップ10」の1人に選ばれた。Ries Strategy Positioning Consultingは50年にわたり、ポジショニング理論を活用して世界の、また地域の数多くの主要ブランドの確立を支援してきた。
アル・ライズ氏とローラ・ライズ氏は、ポジショニング理論の促進でサイモン・チャン氏が果たした貢献を称賛している。サイモン・チャン氏はこの理論系を発展させるためにカテゴリー戦略を提唱し、これは企業のイノベーションと成長を効果的に推進した。アル・ライズ氏は「中国は21世紀の世界市場で支配的な役割を果たしており、世界の発展のための前例のない機会を受容している。中国企業でのポジショニング理論の適切な実行は、これが世界市場で膨大な潜在力を解き放つであろうことを意味している。サイモン・チャン氏の指導力の元でRies Strategy Positioning Consultingが、より優れた世界的なブランドの創造を支援していくことを確信している」と述べた。
サイモン・チャン氏は2007年にRies Strategy Positioning Consultingに入社し、中国チームの構築をリードしてきた。サイモン・チャン氏に率いられた中国チームはわずか12年で中国や世界でリーダーとなっている多くの中国ブランドが確立するのを支援した。この中には世界最大の高級酒である貴州茅台酒(Kweichow Moutai)、世界最大のハーブティーブランドである王老吉(Wong Lo Kat)、世界最大のレンジフードブランドであるROBAM、世界最大のひまわり種ブランドである洽洽(Cha Cha)、中国最大のSUVブランドであるGreat Wall Havalが含まれている。こうしたサクセスストーリーにより、中国の戦略的ポジショニングコンサルティング業界におけるRies Strategy Positioning Consultingのリーダーシップは確固たるものになった。
サイモン・チャン氏は「ポジショニング理論の父であるアル・ライズ氏やローラ・ライズ氏、世界の多くのパートナーの信頼を得たことは非常に名誉なことだ。21世紀はグローバルな競争とカテゴリービルディングが最も重要な2つのトレンドになると確信している。それ故にわれわれは世界の企業が世界的なブランドを確立し、カテゴリー革新を推進するのを支援する努力を一段と強めていく。われわれは米国と中国をコアな戦場として、またインド、ブラジル、ドイツ、ロシアを主要市場としてとらえていく。われわれのポジショニング理論が世界市場でより適切に実行され、応用されていくことを確実なものにするため、世界的なサービスネットワークをさらに拡大していく」と述べた。
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ソース:Ries Strategy Positioning Consulting