【深セン(中国)2020年1月21日PR Newswire=共同通信JBN】モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズおよび消費者テクノロジーソリューションの大手国際プロバイダーZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は21日、ZTEとMTN Ugandaが東アフリカ初の5G SAネットワークを共同で開始し、ウガンダのカンパラにあるNyonyi Gardenで開かれた「Experience the Future Together(未来を一緒に体験しよう)」をテーマとするイベントで5Gの使用事例をデモンストレーションしたと発表した。
ZTEとMTN Ugandaは、60 MHzスペクトラムバンドの下で1.494 Gbps以上の実質速度により、ファイバー接続なしのギガビット、Cloud XR、超高解像の生中継、自動運転、遠隔手術などのさまざまなアプリケーションをサポートできる高速5G SAネットワークを紹介した。
これは東アフリカ初の5G SAネットワークである。その展開および運用は、Common Coreを含むZTEのエンドツーエンド5G装置を採用し、既存のLTEコアネットワークEPCに依存することなく、シグナリングプレーンとデータプレーンの完全分離を実現している。さらに、このネットワークはスムーズなアップグレードを通じてuRLLC、mMTCなどの標準的な5Gアプリケーションをサポートできる。
SA 5Gネットワークによって裏打ちされた今回のデモンストレーションは、オンサイト固定無線アクセスネットワーク、バイオニックロボット、Cloud VR、その他のバーティカル産業のリアルタイム通信も取り上げ、インテリジェント社会の基盤としての5Gネットワークの能力に加え、アフリカにおける5G開発を追求するというZTEとMTNのコミットメントを全面的に紹介した。
さらに、ZTEは5G Common Core、Beyond 100G Transmission、5G Flexhaul、5G New Radio、Big Videoを含む同社のエンドツーエンドの商用化5Gソリューション、ならびにAxon 10 Pro 5Gスマートフォン、5G屋内・屋外ルーターなどの5Gターミナルデバイスもプレゼンテーションした。
ZTEのビル・イー副社長は「ZTEは新しい技術をMTNと共有することを強く望んでいる。われわれは5G能力を絶えず向上させ、世界のICT業界におけるエンドツーエンド・ソリューションのコアサプライヤーになった」と語った。
南アフリカ最大の通信オペレーターであり、アフリカ最大の多国籍通信企業であるMTN Groupは現在、アフリカおよび中東の21カ国で事業展開している。現時点で、MTNユーザーの数は2億3000万以上である。ZTEは2009年からMTNのパートナーとなり、無線、コアネットワーク、トランスミッション、エネルギーインフラストラクチャー、ターミナル、O&Mサービスの分野で提携している。ZTEはさまざまなプロジェクトでMTNの11の支社と協力してきた。
ZTEは、高度な通信システム、モバイルデバイス、エンタープライズテクノロジーソリューションを消費者、オペレーター、企業、公共セクターの顧客に提供するプロバイダーである。ZTEの戦略の一環として、同社は通信と情報技術のセクターが融合するのに伴い、顧客に統合されたエンドツーエンド・イノベーションを提供し、卓越性と価値を生み出している。香港および深センの証券取引所に上場(H株コード:0763.HK/A株コード:000063.SZ)するZTEは、160カ国以上で製品とサービスを提供している。
ZTEはこれまでに欧州、アジア太平洋、中東・アフリカ(MEA)の主要市場で35件の商用5G契約を締結した。ZTEは同社の年間収益の10%を研究開発に投じ、国際標準設定組織の中でリーダー的な役割を果たしている。
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