【北京2019年12月26日PR Newswire=共同通信JBN】高性能太陽光発電(PV)製品の世界的大手メーカーであるJAソーラー(JA Solar)は、中国・青海省のHuanghe Hydropowerの超高電圧(UHV)送電プロジェクトへの490MWの高効率モジュール供給を落札したと発表した。3.1GW規模のこの事業は、世界有数のUHV実証事業だ。これは、新技術の適用や、UHVでの再生可能エネルギープロジェクト展開の探求にとっても非常に重要だ。
JAソーラーは、このプロジェクトに同社の単一PERC 9BBハーフセル両面二重ガラスモジュールを供給し、高度なソーラー製品とUHV電力網の統合を促進する。410Wの大量生産出力と20.4%の変換効率を備えたこの先端製品には、両面セル、9BB、ハーフセル、二重ガラス構造など、最先端の技術が組み込まれている。具体的には、9BB技術は抵抗損を低減し、ハーフセル技術は日陰の状態での優れたパフォーマンスを可能にし、二重ガラス構造によってさまざまな環境への適応性が向上する。さらに、ガリウムドーピング技術は光誘起劣化(LID)を効果的に軽減するためシリコンウエハーに利用されている。これらのすべての術は、モジュールが発電性能を最適化することを保証する。その強力な信頼性と環境適応性により、JAソーラーの高度なモジュールはTUV NordとIntertekのテストに合格しており、バランスオブシステム(BOS)コストとLCOEの削減に最適だ。
JAソーラーのジン・バオファン取締役会長は「Huanghe Hydropower Development Co., LtdはState Power Investment Corporation傘下の大規模な総合エネルギー会社だ。太陽光発電所の建設と開発で20年の経験があり、JAソーラーとの長期的な協力関係を維持している。先駆的なプロジェクトでHuanghe Hydropowerと協力できることを光栄に思っており、業界によるグリッドパリティの世界展開を可能にする高効率製品の大規模な適用を促進するため、協力パートナーとの協働を続ける」と述べた。