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Topseatが欧州の大手DIY販売店に対する特許侵害訴訟で勝訴

Topseat International
2019-12-10 13:59 1213

【ミュンヘン2019年12月10日PRNewswire=共同通信JBN】Topseat International, Inc.(「Topseat」)は10日、ドイツのDIY販売店(ホームセンター)Hornbach Baumarkt AG(「Hornbach」)に対する特定のタイプの便座をめぐる特許侵害訴訟で勝訴したと発表した。

▽背景
Topseatは積層複合材料の便器のふたと便座に関する特許EP3205497など同社の便座のさまざまな知的財産権を所有している。Hornbachはこの発明を利用した便座を売り出していた。このため、Topseatはドイツの弁理士・弁護士事務所BARDEHLE PAGENBERG(ミュンヘン)を代理人として、Hornbachをドイツでの特許侵害で提訴した。マンハイム地方裁判所は2019年6月21日、訴訟7 O 122/18でHornbachによるTopseatの特許EP3205497の侵害を認定し、損害賠償と恒久的差し止め命令を含むTopseatの要求の全てを認めた。Hornbachはこの決定を不服としていったんは控訴したが、2019年11月に控訴を取り下げた。Hornbachの控訴取り下げにより、マンハイム地方裁判所の判決は確定した。これにより、Hornbachは問題の便座の提供、販売、利用を禁じられている。

Topseatのデビッド・ウー・マネージングディレクターは「ドイツの裁判所の判決は、当社の貴重な知的財産権を無償で利用した権利侵害者の責任を問う当社の特許訴訟の勝利である。当社のイノベーションが市場での成功に極めて重要になっている欧州連合(EU)諸国において、当社は当社の特許権を厳格に実行するよう追求する」と語った。侵害を認定した今回の判決はこのように、EU市場で一定の影響を及ぼすとみられている。

▽Topseatについて
Topseatは便座のデザイン、生産、仕上げで世界のリーダーであり、その最高の品質とイノベーションで国際的に知られている。Topseatは、世界の製造、保管、研究開発、事務所のスペースが20万平方フィートを上回り、年間、数百万の便座を生産し、ドイツ、フランス、英国、イタリア、南アフリカ、米国、その他の業務およびDIYの双方の市場に出荷している。

 

ソース: Topseat International