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銀聯国際(UnionPay International)とCtripが中国人アウトバウンド旅客の2019年度の消費動向を発表

Ctrip
2019-12-09 14:03 1709

【上海2019年12月9日PR Newswire】

*2019年上半期の中国人アウトバウンド旅行者の旅行支出は1275億米ドルを突破した

*消費者属性及び消費シーンは多様化しており、より利便性の高いモバイル決済サービス環境が求められている

*UnionPay(銀聯)は年末年始に向け特別オファーを発表、ホリデーシーズンの消費者の消費促進を見込んでいる。

世界最大級の国際カードブランド、銀聯国際(UnionPay International、UPI)は11月28日、中国最大のオンライン旅行会社Ctripと共同で2019年「Chinese Outbound Travel Consumption Report(中国人アウトバウンド消費動向)」を発表した。同報告はUPIの決済データとCtripの旅行商品予約統計をもとに、中国で急増する観光需要とアウトバウンド消費の新しいトレンドを示している。報告によると、2019年までに中国人アウトバウンド旅客は150以上の国・地域を訪れている。このように目的地は多様化しているが、決済サービスにおいては国内同様に利便性と安全性を兼ね備えた多様なサービスを求めている。

中国のアウトバウンド旅客の特性とは

*2019年の女性アウトバウンド旅客数は男性に比べ10%多い

*男性旅客の1人当たり平均旅行支出は増加

*中小都市からのアウトバウンド旅客が堅調な伸びを示している

*年齢別では、80歳代以降と60歳以上の年齢層の支出が最も多く、2000年代に生まれた人々は一人旅の傾向が強い

この報告から浮かび上がるさまざまな中国のアウトバウンド旅客の特性は、同時に彼らのサービスに対する期待と需要が様々であり、旅行者がますます多様化していることを示している。たとえば、若い世代はモバイル決済サービスを大変重要であると感じており、高齢者層は情報を求めている。

QR決済の伸びと新たな渡航先の登場

この報告によると、2019年上半期の中国人旅行者の世界旅行支出は1275億米ドルに達したという。渡航先では欧州、米国、オーストラリアの行き先は引き続き人気があったが、ベラルーシ、ミャンマー、ジョージア、ネパールなど、一帯一路構想参加国への渡航者が初めて大幅に増加した。

報告によると、中国人旅行者はホスピタリティー、食事、事前予約を重視していることも明らかになった:

*旅行者の80%はハイエンド(5つ星)ホテルに滞在

*南太平洋、中東などの地域でのF&B(食事・飲み物)支出は約60%増加

*エンターテインメントやアトラクションのオンライン予約が大幅に増加

このように旅行者属性の多様化に伴い、多面的なサービスへの要求も高まっている。クロスボーダー旅行者の新たなトレンドと多様なニーズに対応するために、銀聯国際(UnionPay International)はプロダクト開発とサービス改善に取り組み、利用可能エリアを177の国・地域に拡大した。

UnionPay(銀聯)の非接触決済「QuickPass」は現在、中国本土外の340万の加盟店で利用可能となっている。2019年にはメキシコ、チェコ共和国など5つの新たな地用可能エリアが加わった。UnionPay QR Code決済は32市場の45万店で利用可能となっており、その受け入れ加盟店数は実に2019年上半期比50%増加している。このように、UnionPay(銀聯)カードホルダーは現在、52の国・地域でタッチ決済もしくはQRコード決済が利用できるようになっている。

またUnionPay(銀聯)アプリ内の「クロスボーダー旅行サービス」では、UnionPay(銀聯)カードの特別優待や、為替レート、税金還付などユーザーへの案内を掲載している。

▽新年向け特別オファー

中国人アウトバウンド旅客にとって、UnionPay(銀聯)は依然として主要な決済手段であり、世界中で2850万の加盟店に受け入れられている。これには、イタリア、英国、インドの人気渡航先の50万の新規加盟店や70以上の国際航空会社が含まれる。

新年シーズンを間近に控え、UPIは34の国・地域の3万の加盟店での特別優待を発表した。アウトバウンドカードホルダー向けの30%割引の他、パートナーであるCtripと共同で提供している追加キャッシュバック等多くの優待を取り揃えている:

*UnionPay QuickPassで決済すると、空港免税店での特別優待や空港送迎の割引を利用することができる。一部地域ではQRコード決済で、カードホルダーに50人民元のキャッシュバックが提供される優待も提供している。

*UnionPay(銀聯)は、中国の8つの商業銀行とのクロスボーダー・キャッシュバック・プログラムを開始した。海外または特定のオンライン加盟店で買い物をするカードホルダーは、購入ごとに1%のキャッシュバックを得られる。この優待は、他優待との併用も可能となっている。

*UnionPay(銀聯)カードホルダーは、Ctripのパートナー加盟店での利用で5%の追加キャッシュバックを受けられる。

*この特別優待は世界中の80の主要なビジネス街で利用できる。

中国本土外で発行されたUnionPay(銀聯)カードの枚数は1億3000万枚を突破した。UPIは中国本土外の23の地域にある2000超の加盟店で、海外カードホルダー向けの特別優待も提供している。中国主要都市の一部加盟店では、海外カードホルダーも最大40%の割引を受けることができる。

▽銀聯国際(UnionPay International)とは

銀聯国際(UnionPay International、UPI)は中国銀聯(China UnionPay)の国際展開を行う子会社です。世界中の2000以上の団体との提携を通じ、現在177の国・地域でのカードの利用が可能となっています。また、銀聯国際(UnionPay International)は58の国・地域でカードを発行し、世界最大級のカードホルダーをベースに、高品質で高効率かつ安全なクロスボーダー決済サービスを提供し、増加する世界中のUnionPay(銀聯)カードホルダーと加盟店に便利なローカルサービスを提供しています。

ソース: UnionPay International
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