【北京2019年12月6日PR Newswire=共同通信JBN】The Old Man and The Sea: A Sneak Peek into the Future(老人と海:未来へのプレビュー)は2019年12月3日、北京で始まった。海洋バイオミミックリー(生体模倣)の革新的・物質的抗菌・防汚技術ベースであるSharklet(R)が一般に紹介された。サメの皮膚の模様から着想を得たSharkletは、さまざまな物質の表面の微地形を介して抗菌・防汚活動を実現する比類のない生体模倣技術である。
他の海洋生物と比べ、サメは滑らかで汚れのない皮膚を保持している。その皮膚は数百万のユニークに配列された微細模様から成っており、細菌が付着するのを防いでいる。サメの皮膚の模様から着想を得たSharkletは、微生物管理を実現するため、表面性状を変えている。Sharklet技術は、微生物が表面に定着し、増大するのを防ぐのに役立つ。
Sharkletは先進的な表面技術によって細菌汚染を抑制する。化学的殺菌剤や抗菌性製品とは異なり、Sharkletは利用者を細菌感染から守る。重要なのは、これは多重薬物耐性病原菌、別名「スーパーバグ」の出現につながる抵抗力を引き起こさないということである。
世界的に有名な材料工学者でフロリダ大学終身教授のアンソニー・ブレナン博士がSharklet技術を開発した。この技術は、もともとは海軍後援の研究であり、現在は11件の米国特許を有する一方、別の10件の特許が審査中である。ブレナン博士は「10年前、われわれは微生物の増殖を抑制するための新たな方法として、Sharkletの並外れた機能を発見した。それ以来、われわれは、化学物質なしに一層クリーンな表面を創出するため、新たな製造プロセスを主導し、この技術の市場への普及を促進している。われわれは、微生物と共存する方法を変えるための多くのチャンスを持っている」と語った。
ゲーム用具のハンドル、ドアの取っ手、電話器などの高度に汚染された家庭用品の衛生を含め、幾つかの日常的な安全・健康問題がしばしば無視されている。Sharkletの活用は感染リスクを減少させる。
Sharkletは、材料そのものよりもむしろ製品の表面性状を変えるだけであり、従って、現行の安全製造プロセスは再度、検証される必要はない。Sharkletは、射出成形、鋳造、エンボス加工、押出成形など、さまざまな高速・低価格の生産プロセスに適合している。Sharkletは特に医療機器や消費財、その中でも手と頻繁かつ直接的に接触するものに適している。
Sharkletは子供のバックパック、スーツケース、ヨガマットに使用される。
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ソース:Sharklet Technologies, Inc.